キャット・ピープル(1942) 作品情報
きゃっとぴーぷる
技師のオリヴァー(ケント・スミス)は、セントラル・パークで黒豹の写生をしていたイレーナ(シモーヌ・シモン)と知りあい、やがて結婚するが、猫族の末裔というイレーナは、自分が興奮すると黒豹に変化するのではないかと苦悩し、オリヴァーにすすめられ精神分析医ジャッド(トム・コンウェイ)の診療をうけるが、恐怖は消えず、彼女の心理状態は悪化する。オリヴァーの心も次第に沈みがちになり、そんな彼を同僚のアリス(ジェーン・ランドルフ)が慰めるが、彼女とオリヴァーの談笑の現場をイレーナが目撃したことにより、以来夜道を歩いていたり、プールで泳いでいる時に、アリスは何者かの存在を感じて恐怖にかられる。しばらくしてオリヴァーがイレーナに離婚話を持ちかけた夜、残業するオリヴァーとアリスを黒豹が襲うが事なきを得た。ある日イレーナはジャッドに犯されそうになった時、黒豹に変身して彼を殺害してしまう。その後イレーナは、セントラル・パークの黒豹を檻から解放してやるのだった。
「キャット・ピープル(1942)」の解説
猫族に生まれた女性の苦悩と恐怖を描くホラー映画。製作はヴァル・リュウトン、監督はジャック・ターナー、脚本はダウイツト・ボディーン、撮影はニコラス・ミュスラカ、音楽はロイ・ウェッブが担当。出演はシモーヌ・シモン、ケント・スミスほか。日本版字幕は辻美奈子。モノクロ、スタンダード。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1988年5月3日 |
---|---|
配給 | IP |
制作国 | アメリカ(1942) |
上映時間 | 73分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-10-17
今晩の満月ハンターズ・ムーンの話題から連想した本篇のシリーズ,ヌーデイなナスターシャ・キンスキー版も印象的だが,関連作品にエミール・ゾラ原作ジャン・ルノワール監督の名篇・獣人も在って興味津々