P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-13
「眼下の敵」は、"潜水艦ものにハズレなし"を代表する、傑作アクション映画だ。
第二次世界大戦下の南太平洋で出会った、アメリカの駆逐艦とドイツのUボートとの息詰まる戦いが描かれている。
海底で息を潜める潜水艦が、魚雷を発射するタイミングを計って、寸前にかわしたり、見えない相手の逃亡コースを読んだりと、ジリジリと持久戦に持ち込んだりと、互いの手の内を読みながら展開する、プロフェッショナル同士の一騎打ちがスリリングだ。
民間出身の新任艦長ロバート・ミッチャムとベテラン軍人のクルト・ユルゲンス。
互いに好敵手だと認め合う二人の対照的なキャラも際立っている。