KCジャズの侍たち カウント・ベイシーと甦えるブルー・デヴィルズ 作品情報
けーしーじゃずのさむらいたちかうんとべいしーとよみがえるぶるーでびるず
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「KCジャズの侍たち カウント・ベイシーと甦えるブルー・デヴィルズ」の解説
アメリカ中西部、ミズーリ州とカンザス州にまたがる工業地帯、カンザス・シティはモダン・ジャズ発生の地。そのカンザス・シティのユニオン・ホールに多くのミュージシャンが集まって来た74年3月22日の模様を数々のメモリアル・ショットと共に綴ったドキュメンタリー。製作はミッチェル・ドニアン、ジョン・ケリー、ブルース・リッカー、エドワード・べイヤー、監督はブルース・リッカー。脚本はジョン・アーノルディ、ブルース・リッカー、撮影はアーニー・ジョンソン、エリック・メン、ボブ・ガーデナー、編集はトマシン・ヘンケル、音響はロッキー・ルードとウォリー・ガスパー、時代考証はフランク・ドリグス、映画史料顧問はデイヴィッド・チャートクが各々担当。タイトルの“ブルー・デヴィルズ′は元来は有刺鉄線を意味し、後には牛泥棒の俗称として用いられていたが30年代から40年代の人気ジャズ・グループの呼称に使われた。映画はアメリカ中西部に位置するカンザス・シティのまだ雪の残る初春の街並を画面に捉える。ジャズとブルースの発祥の地であるこの街にマスター・ミュージシャンたちが集まってくる。1974年3月22日、金曜日のことである。彼らが目ざすのはユニオン・ホール。カンザス・ミュージシャンたちの集まりの場である。ジョー・ターナー、ジェイ・マクシャン、ジェシー・ブライス、そして伝統の”ブルー・デヴィルズ”を現代に伝えるアーニー・ウィリアムズらが久々の再会を喜び合い懐しんでいる。そして、それぞれが自分の楽器を手にすると、いよいよジャム・セッションが開始される。画面には、彼らの演奏と同時に半世紀前の歴史的なショットが挿入される。カウント・ベイシーの”モーテン・スイング”をはじめレスター・ヤング、チャーリー・パーカーなどの長老たちの見事なジャズ。そしてポール・クイニショット、チャールズ・マクファーンン、エディ・ダーハム、クロード・ウィリアムズ、バスター・スミス、ハーマン・ウォルター、バド・ジョンソン、ジーン・ライミーなどカンザスのオールド&ニュー・ミュージシャンたちの演奏がフィーチュアされる。日本版字幕は清水馨。東和プロモーション協力。カラー、ビスタサイズ。1979年作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1982年11月11日 |
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配給 | 東宝東和 |
制作国 | アメリカ(1979) |
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