P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-12
ジョン・ランディス監督の「アニマル・ハウス」は、素材そのものが、ダイレクトな笑いの発火点となって、我々観る者を直撃する。
時は1962年。アメリカ北東部の名門大学。
そのキャンパスの一隅にあるのが、アニマル・ハウス。
実は学生クラブの一つなのだが、ここの学生ときたら、まあズッコケでたらめ、不潔でとんまときている。
もう、どうしようもないメンバー揃いなのだ。
彼らが学園内で、町中で、もう、めちゃくちゃな行動を見せるのだ。
エネルギッシュな笑いの中で青春には、点取り、ごますり、ガリ勉だけじゃない、もっと貴重なものがあった筈だと、この甥が派語りかけるのだ。
「タミー」をはじめ、1960年代のヒット曲が流れる中の青春讃歌。
決して懐かしさなんかじゃない。
青春とは、エネルギーなんだという強烈なパンチ。
この若さは素晴らしいと思う。