落語長屋は花ざかり 作品情報

らくごながやははなざかり

さまざまな落語を安藤鶴夫が構成し映画化

ここは落語長屋。義太夫狂の大家宗右衛門は、今夜も長屋一同を集めて、下手くそな義太夫でさんざんに悩ましている。その最中に遠くで火事があり、火事好きな息子の宗之助は飛び出し、これも又火事狂の越後屋の娘お花と連れだって、火事現場へ行ってしまった。伊勢屋へ店子が集っている留守に、やもめ暮しの八五郎の家へ新米の泥棒がはいったが、何も盗む物がない。所が八五郎は家賃を負けてもらおうと、着物も布団もとられたと嘘八百を並べたので、縁の下の泥棒は、たまりかねて飛び出し“おふくろが病気で”と謝った。

「落語長屋は花ざかり」の解説

「寝床」「花色木綿」「厩火事」「たらちね」「心眼」「にらみ返し」などの落語を安藤鶴夫が構成し、「伊津子とその母」の井手俊郎が脚本を書いている。監督は嘗て「兵六夢物語」でエノケンとコンビだった青柳信雄(「若様侍捕物帳 江戸姿一番手柄」)、撮影は「この恋! 五千万円」の山崎一雄、音楽は冗談音楽(ラジオ)の三木鶏郎が夫夫担当。永い闘病生活から久々に復帰した榎本健一を囲んで喜劇陣が総出演している。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督青柳信雄
出演古川緑波 長島丸子 平田昭彦 如月寛多 丹下キヨ子
制作国 日本(1954)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「落語長屋は花ざかり」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2016-07-03 00:02:16

広告を非表示にするには