「誰かを元気にしたり、背中を押せるものになればと」平尾隆之監督・三宅寛治・松尾亮一郎集結!『映画大好きポンポさん』スタッフ登壇舞台挨拶

「誰かを元気にしたり、背中を押せるものになればと」平尾隆之監督・三宅寛治・松尾亮一郎集結!『映画大好きポンポさん』スタッフ登壇舞台挨拶
提供:シネマクエスト

日時:8月14日(土)
場所:E Jアニメシアター新宿
登壇者:平尾隆之監督、三宅寛治(監督助手)、松尾亮一郎(制作プロデューサー)

映画を愛する青年と映画に愛された女性が映画制作を通して”自分”を見つけ出す、映画愛に満ちあふれ、pixiv上で94万ビューを超え、「このマンガがすごい!」、「マンガ大賞」に入賞、多くのファンを生み出してきた話題作、『映画大好きポンポさん』(原作:杉谷庄吾【人間プラモ】 MFCジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊)が、充実のスタッフ、声優陣によりアニメーション映画となり、2021年6月4日に公開となった!若手注目俳優の清水尋也と大谷凜香、人気声優の小原好美をメインキャストに迎え、生き生きと描き出される映画制作の面白さと楽しさ、そして映画監督の尽きない探究心。映画ファンやクリエイターだけではなく、夢と未来を掴もうとするすべての人に贈る、青春“ものづくり”フィルムが誕生した! 公開から2ヶ月以上が経つ中、変わらずSNSで皆様からの応援のコメントが多く寄せられ、累計観客動員数が10万人を突破、リピーターが次々と生まれている本作をデジタルからフィルムにリデザインする企画のクラウドファンディングも目標達成するなど、まだまだ快進撃が止まらない『映画大好きポンポさん』が、本日、制作スタッフによる舞台挨拶が行われた。

pixiv上で94万ビューを超え、「このマンガがすごい!」、「マンガ大賞」に入賞した杉谷庄吾【人間プラモ】による同名コミックを劇場アニメ化した『映画大好きポンポさん』の大ヒットを記念したスタッフ登壇舞台挨拶が8月14日にEJアニメシアター新宿で行われ、平尾隆之監督、監督助手の三宅寛治、制作プロデューサーの松尾亮一郎が登壇。劇中の色鮮やかな美術に込められた、新たなチャレンジが明らかとなった。

本作は、映画を愛する青年と映画に愛された女性が映画制作を通して”自分”を見つけ出す、映画愛に満ちあふれた物語が展開する青春“ものづくり”フィルム。メインキャストには、若手注目俳優の清水尋也と大谷凜香、人気声優の小原好美をメインキャストに迎え、映画制作の面白さや、夢と未来を掴もうとするすばらしさが描き出され、その熱気が観客を魅了。公開から70日を超えた今もなおSNS上で多くの感想が絶えず投稿され、累計観客動員数は10万人、興行収入は1億6千万円、公開館数100館を突破するなど、熱い口コミによって上映の幅を広げている。この日も、リピーターが多く駆けつける舞台挨拶となった。

三宅が担った監督助手の仕事にクローズアップしながら、トークを展開したこの日。平尾監督によると、「三宅さんは、作品の根幹に関わるような大事な仕事を最初から最後までやってくださった。美術の監修という形での調整作業や特殊効果など、絵作りに対してアイデアを提示してくれた。常に支えてくれた」と感謝しきり。ストーリーの部分でもあらゆる案を練ってくれたそうだが、三宅は美術大学出身でとりわけ絵に対する感覚が鋭いため、美術面で新たな試みをしていく上で「モチベーションを持って挑戦してくださった」と強力な存在となった様子だ。

ニャリウッドという架空の映画の都が本作の主な舞台となるが、平尾監督は「ウィリアム・エグルストンという写真家の方がいて。昔懐かしいアメリカの写真を撮られている方で、その方の写真がすごく色鮮やかだった」と“色鮮やかなアメリカ”というイメージを膨らませたといい、三宅は「“色鮮やか”というものが、どうやったら出るんだろうと考えた。アメリカって、壁が緑だったり、看板に濃厚な赤が使われていたりする。カラっとした空気の中に青い空、建物、緑、土など、固有色が強く出ているような感じ。それを画面にするような工夫をした」と振り返る。

具体的な工程について、平尾監督は「色の強さ、弱さで、奥行きを作れないかと思っていた」と説明。三宅も「西洋絵画で、光を表現する手法として“明暗法”というのがあるんですが、それは光が当たっている方向が“白”であって、当たっていない影は“黒”であるという理論。明暗を、白と黒に置き換えて表現するんです。でも白や黒で表現すると、色彩の幅は狭くなるので、今回は『明暗法をやめましょう』という話になった」と色鮮やかな世界を作るために試行錯誤したと語る。

“色で遠近を表現する”という試みについて、三宅は「これまでのアニメーションで使われているものとは、少し違う手法を使っている。影であっても“黒”ではなかったり、影にも影としての色合い、美しさがある。明るいところも白く飛ばすのではなく、色や輝きがあることを出していきたかった」と語り、平尾監督も「影っぽく見えるところにも、実は赤や紫が入っていたり、影も鮮やかに見える部分がある」というから、再び鑑賞する際には影に注目してみるのも面白そうだ。

また三宅が、監督としてクリエイターの才能を発揮していく主人公ジーンと、彼の夢を応援しようとする映画オリジナルキャラクターのアランでは、「アランに感情移入した部分がある」と語る一幕も。「監督助手としては、『監督の求めるビジョンのために何でもやります』という意識。自分に映画を作る力や監督をする力はないけれど、『平尾監督がこういう作品をつくりたい、メッセージを送りたいという強い気持ちを持っているならば、何か助けられるのでは』という思いでやっているのは、アランが、ジーンの情熱に打たれて動き出すのと同じ気持ち」と力を込め、これには平尾監督も心を打たれつつ、「いろいろと困難な時代だと感じる中で、映画やエンタテインメントが誰かを元気にしたり、背中を押せるものになればと本作をつくった」とコメント。会場から大きな拍手を浴びていた。

ステージでは、フィルム文化と数多の映画人へのリスペクトを込めて7月に立ち上げた『映画大好きポンポさん』のフィルム化を目指すクラウドファンディング企画が、目標金額の1千万円を早々に達成したことが発表された。さらにこの度、1600万円達成で「ポジフィルムを1本追加で焼き、そのフィルムをカット。応援購入していただいた皆様全員へ配布する」という新たにストレッチゴールが追加された。詳細は本日、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」の本プロジェクトページで明らかとなった。

最終更新日
2021-08-16 11:00:13
提供
シネマクエスト(引用元

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