「私の作品で“最も危険で破壊的な映画”だ」M・ムーア監督が自ら最新作を語る

「私の作品で“最も危険で破壊的な映画”だ」M・ムーア監督が自ら最新作を語る
提供:シネマクエスト

最新作『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』の日本公開を前に、マイケル・ムーア監督が作品に込めた思いを語った。

ムーア監督は今回の作品に関して、「私の作品で“最も危険で破壊的な映画”だ」と言う。理由は、「アメリカの国民に、いかに簡単にまともな社会を築けるかを示しているから」だ。

「互いが互いを思いやり、無料の医療保障があり、素晴らしい教育システムがあり、副業を持つ必要がなく、年に最低1カ月の有給があり、有給の産休があり、戦争やドラッグがなく、犯罪者が社会復帰の援助が得られるため刑務所がガラガラの、そんな社会です。私がそれらの国々をご紹介します。そして我々アメリカ人に伝えられてきた“ウソ“を暴きます」

そして、フランスの税金や、スロベニアの教育システム、アイスランドの女性が活躍する社会システム、そしてフィンランドの学校、ノルウェーの刑務所、ドイツの工場、フルコースの食事が出るフランスの公立小学校など、最新作で暴かれる集団の“ウソ“に言及。

「ウォール・ストリート、利権独占の政治家、とにかく『どうしたって実現できないんだ!』と言い続ける上司や長老。とにかくこれは、彼らによる集団のウソなんです。私はこの映画でこれらの事実を突き付けたい」

「ぜひ感想を聞かせて下さい! 私のtwitterやfacebookまでお寄せください。後悔はさせません! ためになり、面白くて、驚き、感心して、怒り、明日の元気が湧きます。とにかくお約束できるのは、がっかりさせる事はない。長年のサポートをありがとうございます。アメリカの歴史において、このタイミングでこの映画を完成させられた事をとても嬉しく思っています」

最終更新日
2016-05-26 12:20:16
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シネマクエスト(引用元

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