若い女性教師が悪夢に直面。アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート「ありふれた教室」

若い女性教師が悪夢に直面。アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート「ありふれた教室」
提供:キネマ旬報

小さな事件をきっかけに学校の“不都合な真実”が暴かれていくさまを描き、第73回ベルリン国際映画祭でC.I.C.A.E AwardとLabel Europa Cinemasを受賞、ドイツ映画賞で作品賞をはじめ5部門を制覇、さらに本年度アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートされた「ありふれた教室」が、5月17日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほかで全国公開。ティザーチラシと特報映像が到着した。

若く熱心で正義感の強い教師のカーラは、新たに赴任した中学校で、同僚や生徒の信頼を得つつあった。そんな中、校内で相次ぐ窃盗の犯人として教え子が疑われ、校長らの強引な調査に反発したカーラは独自に犯人探しを開始。そして職員室にカメラを仕掛けると、ある人物が盗みを働く瞬間が捉えられた。
やがてカーラと学校側の対応をめぐる噂は、保護者の猛烈な批判、生徒の反乱、同僚との対立を招き、カーラは孤立無援の窮地に陥るが……。

監督はこれが日本劇場初公開となるドイツの新鋭イルケル・チャタク、主演はミヒャエル・ハネケ作品「白いリボン」のレオニー・ベネシュ。正義と狂気がせめぎ合うスリラーに注目だ。

「ありふれた教室」
監督・脚本:イルケル・チャタク
出演:レオニー・ベネシュ
2022年/ドイツ/ドイツ語/99分/スタンダード/5.1ch/原題:Das Lehrerzimmer/英題:The Teachers’ Lounge/日本語字幕:吉川美奈子/提供:キングレコード、ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/G
© if… Productions/ZDF/arte MMXXII
公式サイト:arifureta-kyositsu.com

最終更新日
2024-02-07 16:23:31
提供
キネマ旬報(引用元

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