福本伸行&かわぐちかいじの漫画を生田斗真×ヤン・イクチュンW主演で映画化。山小屋サスペンス「告白 コンフェッション」

福本伸行&かわぐちかいじの漫画を生田斗真×ヤン・イクチュンW主演で映画化。山小屋サスペンス「告白 コンフェッション」
提供:キネマ旬報

『カイジ』の福本伸行が原作、『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじが作画を手掛け、吹雪で閉ざされた山小屋を舞台に描いたサスペンスコミック『告白 コンフェッション』が、生田斗真とヤン・イクチュン(「息もできない」「あゝ、荒野」)の共演で、山下敦弘監督により映画化。5月より全国公開される。ティザーポスタービジュアルと特報映像が到着した。

大学山岳部OBで親友の浅井(生田斗真)とジヨン(ヤン・イクチュン)は、登山中に事故死したとされる元同級生・西田さゆりの17回忌に慰霊登山に出るも、吹雪で遭難。さらに脚に大怪我を負って死を覚悟したジヨンは、長く背負ってきた十字架を降ろすため、さゆりは自分が殺したのだと告白する。
その直後、目の前に山小屋が現れ、一命を取り留めた二人。明け方まで救助隊を待つ中で、浅井はジヨンの態度がおかしいと気づく。「ジヨンは告白を後悔しているに違いない」。気まずい空気が流れ、やがてジヨンは狂気を孕んだ行動に及んでいく……。

〈コメント〉
生田斗真
【出演オファーを受けての感想】
ここまで閉鎖的な空間で、出演者はほぼ二人と言っていいくらいのミニマムな世界観の中で、展開すること。そして何よりもヤン・イクチュンさんとお芝居ができるのが楽しみでした。

【演じられた役柄について】
この映画は冒頭、ある男とある男が遭難して山小屋に逃げ込んで、そこからお互いの関係性や、二人に何が起きたのかなどが明らかになっていきます。前情報としてお伝えできることが多くはないですが、ヤン・イクチュンさんの怖い顔と、それに怯える私が演じる浅井というのが、ハラハラドキドキして楽しんでもらえる大きな要素の一つになっていると思います。

【劇場公開を待つお客様へのメッセージ】
本当にドキドキする、最高にスリリングな作品になっていると予想されます。この映画は、始まりと終わりでガラリと世界観が変わるような作品だと思いますので、是非、公開を楽しみにしてほしいと思っています。

ヤン・イクチュン
【出演オファーを受けての感想】
初めてオファーを受けたのが、4年前でした。ですので、とにかく頑張ろうという気持ちでした。4年の歳月を経て、シナリオも変わっていきました。完成したこの映画が、4年間の努力の結晶として素晴らしい出来栄えになれば良いと思っています。
【演じられた役柄について】
人間は誰でもミスや失敗をするもので、大きな失敗をした時に、一人の人間として、その状況でどのように自分の感情を隠し、その感情から抜け出すか、もがくものです。私はジヨンが浅井のようで、浅井がジヨンのようだと感じます。人間は時に弱くて怖がりです。その醜い感情をどのように表現するかを悩みました。
【劇場公開を待つお客様へのメッセージ】
最近は家で映画やドラマをよく見ますよね。もちろん、そういった作品もとても面白くて素晴らしいのですが、劇場で観る映画的な快感は失われているように思います。この作品が、劇場ならではの快感を味わえる映画になって欲しいなと思います。観客の皆さんに、そんな気分を味わって頂けると嬉しいです。

山下敦弘監督
2018年に企画を立ち上げましたが、難航するシナリオ作業、さらにコロナ禍での2度の撮影延期という憂き目を経て、ようやく映画化することが出来ました。
途中、何度も心が折れそうになりましたが、どうにか形にしたいという監督としての意地と、プロデューサーたちの粘りの結晶が映画『告白 コンフェッション』です。
絶対に劇場で観てください。

「告白 コンフェッション」
原作:福本伸行(原作)、かわぐちかいじ(作画)『告白 コンフェッション』(講談社「ヤンマガKC」刊)
出演:生田斗真、ヤン・イクチュン
監督:山下敦弘
脚本:幸修司、高田亮
製作:映画『告白 コンフェッション』製作委員会
制作プロダクション:ギークサイト
配給:ギャガ
©2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会
〈PG12〉
公式サイト:gaga.ne.jp/kokuhaku-movie

最終更新日
2024-01-10 11:17:09
提供
キネマ旬報(引用元

広告を非表示にするには