エゴイスト(2023) 感想・レビュー 2件

えごいすと

総合評価4点、「エゴイスト(2023)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-03-06

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

BLとエゴの要素がメッチャ濃い目だけど自分がイメージしていたのと全く違ってとても素晴らしい邦画。

予告編のBL度が濃かったので全く観る気も無かったけど何気に高評価なので鑑賞を決意(笑)
メッチャ素敵な作品に出会えて満足度は超高め!

鈴木亮平さん演じる出版社で働く高収入のゲイの浩輔。
宮沢氷魚さんが演じるのは母一人に育てられ、母を養う為にジムのトレーナーとして働く龍太。

龍太が浩輔のパーソナルトレーナーとしてトレーニングする中、二人の間にある思いが芽生える展開。

龍太が生活の為に色んな仕事をする中、浩輔がお金や物で龍太を支援すると同時に龍太の母へも気を遣う感じが、まさにエゴイスト。

途中から龍太の母と浩輔の二人のシーンが多くなる展開は予想も出来なかった。
浩輔のエゴが龍太から母親に切り替わる感じなんだけど、これはエゴではなく愛と言った感じ。

隣に座っていた同年代の男性。
鑑賞中に大笑いしたり大泣きしたり。
かなり心が揺さ振られていた感じ(笑)

自分はそこまで表には出さなかったけど気持ちは同じでした( ´∀`)

P.N.「小さき我、大きき我、我が愛。」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-02-17

誇張し過ぎず、シンプンルに、きれいな作品として仕上げています。

リマスター作品を鑑賞しに行ったら完売、振り替え作品がこれ、まあご縁。

エゴイストと言う解釈をこうもって来たか?と言う感想。

オネーキャラに昭和な感じもあり、こう言うのも、又、
個性と言えば個性、また、ある意味、ワンパターン化された個性。

平成、令和と経て、
昭和のような反発は影を潜め、男性も男として力むこともなく、女性も女として力むこともなく生きる時代、
世代で、かなり、感じ方は違うのではないでしょうか?

自己満足だけに生きれば心は満たされず苛立ち。

大きな愛と言う大我の視点から生きれば心は満たされ、愛は、更に拡大して行く。

ただ、スマホがあまり画面に出ると映画としての作品の価値は、半減、単なる動画的作品になり、作り手の手抜き、鑑賞者には、想像力を半減させるのは、確実です。

根底にあるのは、家庭環境も大きいので、そこを抜きに性的な問題を議論するのも的外れ。

心、また衣服、化粧の鎧を脱いだ時、ありのままの自分らしさがある。

我と言う大きな愛に脱皮した蝶。

最終更新日:2024-03-26 02:00:12

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