ザ・ギャンブラー 作品情報

ざぎゃんぶらー

昭和74年。世界中から流れついたあらゆる人種が棲みつき無国籍化した無法地帯。国家によって封鎖されたこの《町》に、さすらいの男(プレイヤー)が流れ着いた。カードの腕は超一流だが、ラスヴェガスで問題を起こし首に10万ドルの賞金がかかっている。彼の腕を見込んだ台湾マフィアの大物(ターレン)が半月後に迫ったギャンブル・パーティを仕切ってくれと声をかける。しかし「俺はもうプロじゃない」と断るプレイヤー。ターレンは、プレイヤーのあとを追うようにやって来た元傭兵の女(ソルジャー)を用心棒に雇った。ターレンのクラブを出たプレイヤーは合理的な近代ヤクザ(オナラブル)のもとに身を寄せる事になる。そこでひとりのアル中の男に勝負を挑まれる。その男こそエースのジョー。20年前なら、知らないというだけで命がなかったというヤクザであった。半月後、アル中を克服しターレンのギャンブル・パーティを仕切るジョーとプレイヤーが一騎打ちを行う。ターレンはジョーが負けないようイカサマを仕掛けるがジョーは拒否。結局プレイヤーが勝負に勝つ。ジョーは裏切りの罪でターレンの手中に落ちてしまう。奇妙な友情のもと、プレイヤーとソルジャーはジョーを助け出すが、ジョーはターレンに撃たれ「ゲームは人生と同じだけ続き、そして終わる」と言い残し絶命する。そして、プレイヤーとソルジャーはまた別の町に流れてゆくのだった。

「ザ・ギャンブラー」の解説

近未来、無法地帯に流れ着いたお尋ね者の賭場での活躍を描く、往年の日活アクションを蘇らせた作品。監督・脚本は「神様のピンチヒッター」(ビデオ作品)の矢作俊彦。撮影は高瀬比呂志が担当。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1992年9月1日
キャスト 監督矢作俊彦
出演松田ケイジ 洞口依子 川地民夫 草薙幸二郎 杉原光輪子 ケント・フリック 原川浩明 佐藤誓 泉谷しげる 宍戸錠
配給 にっかつ
制作国 日本(1992)
上映時間 93分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ザ・ギャンブラー」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:45

広告を非表示にするには