太陽をぶち落せ 作品情報

たいようをぶちおとせ

北海炭鉱社長大須賀禎蔵は、妻澄江の死後一年も経ぬうちに、若く美しい蘭子を後妻に迎えた。一人息子の吾郎は、蘭子に何故か馴染まなかった。ある日、吾郎は予備校友達の美恵子たちと盛り場に行った。そこで愚連隊の健たちと喧嘩して、警察に留置された。幸いに父の友人小島刑事のはからいで、吾郎は釈放された。禎蔵は吾郎を叱責すると、吾郎は父の再婚を激しくなじった。禎蔵が出張に出た日、秘書の青野は蘭子にいいよった。青野と蘭子は音恋人同士であった。青野は云うことをきかぬと、二人の関係を禎蔵にばらすと蘭子を脅迫した。その夜吾郎は美恵子から青野と蘭子の二人が、旅館に入ったことを知らされた。駆けつけた吾郎は青野を殴り、蘭子の難を救った。そこで吾郎は、死んだ母に恋人があり自分が禎蔵の子でないことを知った。吾郎は小島から本当の父は古市といい、今は山部ダムの現場監督で野尻湖の近くにいることを知った。吾郎は父にキャンプに行くといって、グループと一緒に野尻湖に行った。そこで吾郎は古市に会ったが、出生のことは何もいわなかった。禎蔵と蘭子が野尻湖畔の別荘にやって来た。吾郎は禎蔵と二人でドライブに行く約束をした。それを知った青野は、健を呼んで二人を暗殺しようとたくらんだ。翌日、父子はドライブに出かけた。吾郎は本当の父のことを尋ねたが、禎蔵は答えなかった。絶望した吾郎は、健の車が後をつけているのも知らず、禎蔵を山道に残して走り去った。その夜、禎蔵は自動車にはねられ、重傷を負った。青野は危険を感じて蘭子を連れて山中に逃げた。禎蔵は病院のベッドの上で、ウワ言に吾郎は自分の子だといった。感動した吾郎は「お母さあーん!」と絶叫しながら、警官と一緒に蘭子の後を追った。吾郎の声を聞いた蘭子は、崖の上で必死の抵抗をし、かけつけた吾郎は凄絶な格闘の末、青野を倒した。朝日の昇る中で、蘭子と吾郎はしっかりと手を握りあった。

「太陽をぶち落せ」の解説

宮下幻一郎の原作を、池田一朗と小川英が共同で脚色、「俺は情婦を殺す」の野口博志が監督したアクション・ドラマ。撮影も「俺は情婦を殺す」の松橋梅夫。「明日を賭ける男」の川地民夫、「銀座の沙漠」の南田洋子に、水島道太郎・稲垣美穂子・宍戸錠らが出演している。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督野口博志
原作宮下幻一郎
出演川地民夫 菅井一郎 南田洋子 宍戸錠 杉幸彦 武藤章生 稲垣美穂子 月玲子 水島道太郎 植村謙二郎 高品格 柳瀬志郎 鈴木俊子 加原武門 雨宮節子 島村謙二 柳田妙子 黒田剛 長弘 野呂圭介 須藤孝 志方稔 渡のり子 加代あけみ 雪丘恵介
配給 日活
制作国 日本(1958)
上映時間 85分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:46

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