喜劇 団体列車 作品情報

きげきだんたいれっしゃ

奥道後温泉をひかえた小さな駅、伊予和田駅に勤務する山川彦一は、三十歳で独身、母親お杉と二人暮しである。過去三回助役試験に落っこちてはいるが、四度目を前に張切っていた。国鉄ローカル各線は赤字に悩んでおり、赤字克服の手段として、伊予和田駅では、倉持駅長以下が、団体旅行客の獲得に大わらわであった。ある日、彦一は迷子の坊やを拾ったことから、その母親志村小百合と知り合になった。小百合は学校の先生で未亡人。彦一は小百合の美しさにぼーっとなってしまった。そんな時に、叔父の風間八五郎から見合の話を持込まれた。相手は、昔国鉄に勤めていた日高友造の娘邦子で、父の友造は助役試験に八回も落ちた人物だと聞かされ、彦一は見合を承諾した。友造は、好人物で、邦子も明るい娘であった。だが、彦一の頭には何故か小百合の面影がちらついて離れなかった。そんなうちに、助役試験の日がやって来た。第一次試験はパス。二次試験は自由討論であった。受かった二人、山川彦一と太宰淳一はテーマの「四国鉄道の赤字の克服」で激論を戦わした。だが彦一はまたも落ちてしまった。ヤケ酒をあおる彦一は、飲み屋で友造にバッタリ。落第記録保持者の友造に慰められ、彦一は一晩中友造と飲み屋をほっつきまわるのだった。ある日、四国巡りの団体客に、彦一が添乗としてついて行くことになった。その中には、子供を連れた小百合もいた。彦一は張り切った。だが、出発間際には、邦子も乗りこんできた。高知から徳島へ向う途中、邦子から彦一は求婚された。しかし彦一は上の空、チャンスをみつけて、小百合に恋をうちあげようと思うからである。しかしである、逆に彦一は、小百合から再婚話の相談をうけるはめになった。彦一はがっくりとなった。それから一年が過ぎた。五回目にやっと助役試験にパスした彦一は、大阪で開かれる講習会に出席するため、伊予和田駅を発った。見送りには、今は彦一の妻となった邦子の姿があった。

「喜劇 団体列車」の解説

「喜劇 急行列車」のコンビの舟橋和郎がシナリオを執筆し、瀬川昌治が監督した東映鉄道路線のコメディ。撮影は「柳ケ瀬ブルース」の坪井誠。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督瀬川昌治
出演渥美清 大辻伺郎 市村俊幸 沢彰謙 由利徹 河野秋武 楠トシエ ミヤコ蝶々 笠智衆 城野ゆき 上田吉二郎 宮城けんじ 東けんじ 原直人 津路清子 三遊亭歌奴 佐藤晟也 小沢昭一 中村是好 秋山敏 鈴木三重子 南風夕子 左卜全 竹村清女 山田甲一 木村修 丸平峰子 南幸伸 仲塚康介 東ひかり 小林稔侍 清水みつえ 佐久間良子
配給 東映
制作国 日本(1967)
上映時間 91分

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最終更新日:2024-03-27 02:00:05

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