午後8時の訪問者 作品情報

ごご8じのほうもんしゃ

ドアを開けていれば少女は死ななかった…

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知人の医師の代わりに、小さな診療所を診ている女医のジェニー。彼女はまもなく大きな病院に好待遇で迎えられる予定。ある日、診療時間を過ぎた午後8時にドアベルが鳴るが、ジェニーはドアを開けなかった。翌日、警察がやってきて、診療所のそばの川岸で身元不明の少女の遺体が見つかった事が知らされる。少女がドアホンを押している映像が監視カメラに収められていた事を知ったジェニーは、罪悪感から少女の身元を探ろうとする。

「午後8時の訪問者」の解説

2度のパルムドール大賞を得るなど、カンヌ国際映画祭の常連組であるジャン=ピエールとリュックのダルデンヌ兄弟。その新作は、社会や人を見るいつもの眼差しは変わっていないが、ストーリーを前に進める「謎解き」という強いサスペンスが働き、今までの作品の中では最もエンタテインメント的な作品。カメラはいつものように、“ある状況”に陥っている人物をひたすら追う。今回はそれが「あの夜、ドアを開けていたら」という後悔を残した女医ジェニー。目的は犯人を見つけるためではなく、せめて無縁仏にならないよう、死んだ少女の身元を知りたいだけなのだ。その動機も、行動も見ていて実に納得がいくものになっている。主演のアデル・エネルの身近感と、冬のヨーロッパの街の冷たい空気感もこの作品のテイストにぴったり。

午後8時の訪問者のイメージ画像3

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年4月8日
キャスト 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
出演アデル・エネル オリヴィエ・ボノー ジェレミー・レニエ ルカ・ミネラ オリヴィエ・グルメ ファブリツィオ・ロンジォーネ
配給 ビターズ・エンド
制作国 ベルギー=フランス(2016)
上映時間 106分
公式サイト http://www.bitters.co.jp/pm8/

(C)LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM - FRANCE 2 CINEMA - VOO et Be tv - RTBF (Television belge)

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:3.6点★★★☆、5件の投稿があります。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-07

Movie plus のTV 放映で久々に<サンドラの週末>を観た。最後の方でマリオン・コテイヤールが臨時工のアフリカ系黒人の青年に働き掛け青年は説得に応じる…。其のシーンで本編冒頭の移民女性への診療拒否のシーンを思い出した。非正規労働者や移民等、社会的に弱者とされる人々への眼差しの暖かさ。其の辺りが一貫してジャン-ピエール&リュック-ダルデエンヌ兄弟監督作品のモチーフなんだろう。


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最終更新日:2017-10-14 00:01:18

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