メッセージ Episode1 みえちゃんからの伝言 作品情報
めっせーじえぴそーどわんみえちゃんからのでんごん
沖縄で生まれた感動の実話
沖縄の諺「あの世は雨どいの下-後生や雨垂いぬ下-」。あの世はそれほどに近いものだということだが、そばで私たちを見ていて何か言いたいことはあるのだろうか。仲村柄淳子は「見えないものが視える」ノロの血を引く主婦である。夫は科学者でそんな特異体質をまったく信じない。義母の還暦をきっかけに東京から沖縄に引っ越して来たが、不便な場所での小さな子どもの世話にストレスが溜まる日々。ある日、幼稚園に通う娘、まなみが描いた家族の絵に、いるはずのない包帯を巻いた女の子が描いてあった。その子はみえちゃんといい、まなみの首を締めるという。みえちゃんは、なぜ家族の前に現れたのか…。
「メッセージ Episode1 みえちゃんからの伝言」の解説
日本の南端に位置する沖縄。その昔、琉球王国と呼ばれたそこには、サーダカ、ユタと呼ばれる人々がいた。サーダカ、ユタとは、琉球地方における女性神職のことで、彼女達には神々や霊といったような、この世の者あらざる存在と交信する能力があった。本作は、そんなサーダカの血を引く比嘉淳子さんが経験された、壮絶かつ感動的な体験をまとめた「グソーからの伝言」に収められている物語の一つを映画化したもの。主人公の主婦淳子役を、かつて『エコエコアザラクIII』のダークヒロイン黒井ミサや『らせん』の貞子を演じ、現在では子育てと俳優業に懸命に取り組んでいる、まさに主婦・淳子そのものである佐伯日菜子が熱演。監督は、『スクール・オブ・ナーシング』の足立内仁章。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2016年3月12日 |
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キャスト |
監督:足立内仁章
原作:比嘉淳子 出演:佐伯日菜子 長浜之人 仲嶺真永 平安信行 大屋よしき |
制作国 | 日本(2016) |
ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「まい」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2016-04-03
切なくて、優しいストリー。戦時中の親の最後の愛情。現代の親のあり方。我が子に手をかける。戦時中と現代の違いを目の当たりにした感じでした。親が子供の事を考えられなくなる環境が1番悲しいと思いました。笑いも満載で子供も楽しめました!