海辺のポーリーヌ 作品情報

うみべのぽーりーぬ

ノルマンディーの避暑地の夏。15歳のポーリーヌ(アマンダ・ラングレ)は、年長の従姉マリオン(アリエル・ドンバール)とともに、夏の終わりのひとときを海辺の別荘で過ごそうとやって来た。ファッション・デザイナーで、離婚の経験もあるマリオンに早速、恋の話をきくポーリーヌ。海辺に出かけた二人は、昔マリオンのボーイフレンドだったピエール(パスカル・グレゴリー)に出会った。彼は純情な好青年だが、いまだに学生を続け、そしていまだにマリオンに恋していた。ピエールの知りあいで南の島の民族学者というふれこみのアンリ(フェオドール・アトキン)を、ピエールはマリオンたちに紹介した。その夜、アンリの別荘で過ごすことになった四人は、めいめい恋愛について語った。情熱的な恋愛に憧れるマリオンは、その日のうちにアンリに恋してしまい、朝まで二人で過ごすことになる。翌日、海辺でウィンド・サーフィンに興じる少年シルヴァン(シモン・ド・ラ・ブロス)と知り合いになったポーリーヌはアンリの別荘でいっしょに踊り、二人の仲は接近する。一方、プレイボーイのアンリは、マリオンが自分に夢中になっているのを知りながら、キャンディ売りの娘ルイゼット(ロゼット)を部屋に誘ったりしていた。マリオンがいないのをさいわい、ルイゼットと部屋で戯れている姿をピエールが目撃。戻って来たマリオンに、アンリは、ルイゼットと部屋にいたのはシルヴァンだと嘘をつく。ピエールが、目撃したことをマリオンに言っても彼女は信じない。シルヴァンに欺かれたと信じ悲しむポーリーヌを慰めるマリオン。パリに用事ができたマリオンは、一時別荘を離れるが、急いで戻ってくると、アンリはスペインへ旅立ってしまっていた。ショックを受けるマリオン。パリに引き上げることにしたポーリーヌとマリオンは、複雑な気持ちで別荘を後にするのだった。

「海辺のポーリーヌ」の解説

夏のノルマンディーの海辺を舞台に、15歳の少女ポーリーヌが体験する数日間の恋愛騒動を描く。製作はマルガレット・メネゴス、監督・脚本は“Le Beau Mariage”等のエリック・ロメールでこれが彼の日本初公開作品にあたる。撮影はネストール・アルメンドロス、音楽はジャン・ルイ・ヴァレロ、編集はセシル・ドキュジスが担当。出演はアマンダ・ラングレ、アリエル・ドンバールなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1985年6月22日
キャスト 監督エリック・ロメール
出演アマンダ・ラングレ アリエル・ドンバール パスカル・グレゴリー フェオドール・アトキン シモン・ド・ラ・ブロス ロゼット
配給 フランス映画社
制作国 フランス(1983)
上映時間 94分

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最終更新日:2023-05-02 02:00:02

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