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ロバート・ゼメキス監督と名優トム・ハンクスがタッグを組み、米アカデミー賞®で作品賞を含む6部門を受賞し、全米を感動の渦に巻き込んだ不朽の名作が、日本劇場公開からおよそ25年の時を経て、色鮮やかな4Kニューマスター版でスクリーンに蘇る。『フォレスト・ガンプ／一期一会 4Kニューマスター版』が3月18日（金）より、全国公開となる。この度、劇中で扱われる歴史上の有名人や出来事の紹介と、併せて花くまゆうさくによる書き下ろしイラストが解禁となった。
あの奇跡が4Kニューマスター版で蘇り、私たちの心を再び感動で満たす。
1995年に日本で公開されてから、時代に翻弄されながら懸命に生きるフォレスト・ガンプの姿は、人々の心を打ち、今なお多くの映画ファンに愛され続けている。人生を豊かにしてくれる沢山の名言・名ゼリフや時代を象徴する名曲の数々。アメリカ現代史のど真ん中を駆け抜けていった男の人生ドラマを、不思議なやさしさに包み込んで描いた名作となっている。
この作品には重要なキャストとして、史上最年少で就任したジョン・F・ケネディ大統領、その暗殺後に就任したリンドン・ジョンソン大統領、リチャード・ニクソン大統領といった政治家や、人種主義を掲げてアラバマ州知事に就任したジョージ・ウォーレスの他、エルヴィス・プレスリーやジョン・レノンといった有名人たちが登場する。また、アポロ11号の月面着陸やベトナム戦争、米中の関係、ウォーターゲート事件、レーガン大統領暗殺未遂事件といった歴史上の事実もちりばめられる。全米のフィルム・ライブラリーから集められた記録フィルムやテレビの収録テープを活用して、こうした歴史上の人物と主人公フォレストとの”夢の競演“が実現された。なかでも、大統領たちとフォレストとのシーンでは、単に古いフィルムを抜き取って合成させただけでなく、JFKやジョンソンに新たなセリフを語らせるという映像のマジックを披露する。過去の記録映像から大統領の姿だけを分離し、その動きに合わせて演技するトム・ハンクスをブルー・スクリーンにて撮影。大統領の口の動きは、デジタル化システムによって一音節ずつ丁寧に合成したという。
時代の変革が進むにつれて、わたしたちが無くしてしまったもの。それはフォレストが持つ愚直なまでの一途さではないだろうか。決して忘れてはいけない“愛”が深く刻み込まれた本作は、当時、心の空虚さを埋め、ガンプ旋風を世界中へ巻き起こした。あれから約25年、大きな変革を迎えた現在、激動の時代だからこそ胸に響く、今なお色褪せない映画史に残る傑作。公開当時に観た人も、見逃してしまった人も、今だからこそ観るべき名作を、スクリーンで堪能したい。
