カナダの若き才能が世界の心を揺さぶった衝撃作。『逆行』(原題『RIVER』)2017年3月11日(土)、日本公開決定!

カナダの若き才能が世界の心を揺さぶった衝撃作。『逆行』(原題『RIVER』)2017年3月11日(土)、日本公開決定!
提供:シネマクエスト

『RIVER』(原題)が、邦題『逆行』に決定し、2017年3月11日(土)より、ユーロスペース他にて全国順次公開されることが決定した。

本作の主人公ジョンが突然陥った窮地はあまりにも過酷だった。尊い人命を救うことに心血を注いできた誠実な医師が、一瞬の激情に駆られた行動で取り返しのつかない殺人を犯してしまう皮肉なめぐり合わせ。東南アジア・ラオスという、言葉も通じず、あらゆる文化、習慣が違う異国の地で警察に追われる孤立感、恐怖感は尋常ではない。本作は、そんな極限状況に囚われた青年がたどる壮絶な運命を、圧倒的な臨場感と疾走感がみなぎる映像で描ききり、有名な映画批評サイト“ロッテントマト”で82%の高い支持を獲得した。逃亡サスペンスとしての傑出した出来栄えに加え、人間の弱さや哀しさを生々しくあぶり出し、贖罪という心揺さぶるテーマに踏み込んだドラマも見逃せない。人生最大の決断を迫られる主人公の葛藤を通して、観る者に“人間の正しきこと”を問いかけるラスト3分は、しばし忘れえぬ深遠なカタルシスをもたらすに違いない。


『逆行』で鮮烈な長編デビューを飾ったのはカナダのジェイミー・M・ダグ監督。濃密なサスペンスと人間ドラマを見事に融合させた本作でカナダ版アカデミー賞(カナダ・スクリーン・アワード)の最優秀新人作品賞ほか複数の賞を受賞。また近年、映画やTVドラマで頭角を現しているロッシフ・サザーランドが主人公ジョンに扮し、「24-TWENTY FOUR-」でおなじみの異母兄キーファー・サザーランド譲りの熱演を披露。ニコラス・ウィンディング・レフン監督作品『オンリー・ゴッド』における怪演が話題を呼んだヴィタヤ・パンスリンガムが脇を固める。


この度解禁されたポスタービジュアルは、主人公ジョンの不安と孤独、絶望が入り混じる表情のクローズアップに、背後から逆光が降り注ぐ。善意でとった行動が悪夢となってしまうが、まだどこかに希望を感じとることができる意味深な光。そして、タイトルの「逆行」のように背を向けて走るジョンの姿。彼は逃げているのか、前を向いて走っているのか、その真相は本編を観て確かめて欲しい。

最終更新日
2016-12-19 09:00:43
提供
シネマクエスト(引用元

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