中島裕翔、6年ぶり主演映画に手応え「今、日本で最もクレイジーで尖っている作品」『#マンホール』完成披露試写会舞台挨拶

中島裕翔、6年ぶり主演映画に手応え「今、日本で最もクレイジーで尖っている作品」『#マンホール』完成披露試写会舞台挨拶1
中島裕翔、6年ぶり主演映画に手応え「今、日本で最もクレイジーで尖っている作品」『#マンホール』完成披露試写会舞台挨拶2

『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚(おかだみちたか)氏によるオリジナル脚本、『海炭市叙景』、『私の男』など海外からも高い評価を受ける熊切和嘉監督による映画『#マンホール』(読み:ハッシュタグ・マンホール)が2023年2月10日(金)に公開。

このたび、1月17日(火)に完成披露試写会舞台挨拶を開催主演を務めた中島裕翔をはじめ、奈緒、熊切和嘉(監督)の豪華ゲストが登壇!ほぼ一人でマンホール内で奮闘した中島は、過酷な撮影体験やエピソードを披露しました!

第73回ベルリン国際映画祭正式招待作品『#マンホール』(2月10日公開)の完成披露試写会が1月17日都内で行われ、主演の中島裕翔、共演の奈緒、そして熊切和嘉監督が登壇した。営業成績No.1で上司や同僚の信頼も厚く、社長令嬢との結婚も決まったハイスペック男の川村(中島)。しかし結婚式前夜のパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまったことから、どん底へと転落していく。
6年ぶりの主演映画完成に中島は「皆さんに早く見ていただきたかった!」などと本邦初披露に喜色満面。しかし劇中では幅1.5メートル×高さ約8メートルのマンホールから脱出するために孤軍奮闘する役どころで「いや~、僕も初めての経験です。面白い企画だと思ったけれど、マンホールにほぼ僕一人という...」と斬新な設定にたじろぐも「やっていくうちに熊切さんのアイデアにブーストがかかっていって、クリエイティビティが際限なく色々な方面に広がっていった。脚本の面白さがさらに膨らんで、僕一人でもマンホールの中で画を持たせることができたと思います」と手応えを得ていた。
ちなみにマンホールの中は「想像以上に狭い!僕は身長も高いのでずっと体育座りをしている感じ」と肉体的な苦労もあったそうで「まだ寒かった時期の撮影で雨のシーンもあったので本当に体をブルブルと震わせながら。その姿がそのまま映画に使われています。こんな経験は人生で初めてです。子供の頃よりも泥んこになって、映画としても見たことないジャンルですし、見たことのない中島裕翔が見られると思います」と完成に自信を持っていた。
突然かかってきた元カレ・川村からのヘルプの電話に対応する舞役の奈緒は「この映画の共犯者が増えると思うと嬉しい」と本編解禁を喜び、「主人公がずっと映るワンシュチュエーションで展開するので、それを見ている私たちも同じ気持ちになる。感情がリンクするからこそ驚く瞬間もあって、予想できなかった展開の連続でハラハラ。日本であまり見たことのない、面白い映画が出来ました」と胸を張った。そんな奈緒の博多弁セリフに触れて中島は「博多弁がいいんですよ...」としみじみ口にし「舞は川村を助けてくれるうちの一人で、男はあの博多弁にやられてしまうと思う」と聞きどころに挙げていた。
制限のある斬新な設定を見ごたえのある物語に昇華させた熊切監督。「いかにバリエーションを作って物語の起伏を作るのかをいつも以上に考えました。マンホールという制限のある中でどれだけ無茶ができるのか挑戦しました」と演出面でのこだわりを明かしていた。

本作は第73回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に出品され、中島と熊切監督は現地に参加予定。晴れの舞台参加に中島は「まさかですよね!自分がそんな晴れの舞台に行けるとは思っておらず、行くからには日本に面白いジャンル映画があるということをアピールして届けたいです。せっかくなので英語で応えられる機会があれば嬉しい」と期待。熊切監督も「ベルリン国際映画祭というとお堅いイメージがあったので(笑)、どんな反応があるのか今から楽しみです」と心待ちにしていた。
また作品の内容にちなんで「実際に穴に落ちたら誰に助けを求める?」と聞かれた中島は「現実的に考えたらチーフマネジャー。明日の仕事の関係とかもあると思うし」と真面目な一面を覗かせて「その後はメンバー全員が見られるグループチャットにメッセージを送る。でもスタンプとかでチャカしてきそう。最初は取り合ってもらえなさそう」と現実的に予想。また穴に落ちたときに絶対に持っておきたいアイテムについては劇中同様に「スマホ」を挙げて「グループのアカウントもあるので、それを上手く使えばこの会場いるファンの方は助けてくれるはず。絶対に助けてくれますよね!?」と詰めかけたファンに確認していた。
また本作の内容にちなんで2023年の抱負を“穴”にちなんだ言葉で発表する企画を実施。熊切監督は「穴のない脚本作り」、奈緒は「スケジュールの穴を大切に過ごす」、中島は「アナーキーな役をやりたい!」と回答した。一人だけダジャレというオチに中島は「すげえ恥ずかしい!2人の最後にこの回答は嫌だ!僕だけダジャレって...」と赤面も「30歳の年にようやく本作のようなダークな役もできるようになってきたので、もっとぶっ飛んだ、例えば『ジョーカー』のような役にチャレンジできるような俳優になりたい」と宣言していた。

最後に主演の中島は「斬新なタイトルで斬新なプロジェクトでスタッフさんたちもいい意味でクレイジー。今、日本で最もクレイジーで尖っている映画だと思うので、マンホールという狭い空間に入ったかのような没入感を体験してもらえたら。この映画を見た方は僕らの共犯者ということで、ネタバレせずにこの映画を一緒に盛り上げてください!」と呼び掛けていた。

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中島裕翔、6年ぶり主演映画に手応え「今、日本で最もクレイジーで尖っている作品」『#マンホール』完成披露試写会舞台挨拶3

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最終更新日
2023-01-18 10:00:00
提供
映画の時間編集部

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