1%の風景 作品情報

いちぱーせんとのふうけい

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あまり知られていない“助産所”という場所。そこでは助産師が医療機関と連携し、妊娠から出産、産後と子育ての始まりまで、一貫して母子をサポートしていく。健診のたびに顔を会わせ、お腹にふれ、何気ない会話を交わす。妊婦と助産師はささやかな時間を積み重ね、信頼関係を築き、命が生まれようとする“その時”を共に待つ。初めてのお産に挑む人、予定日を過ぎても生まれる気配のない人、自宅での出産を希望する人、コロナ禍に病院での立ち合い出産が叶わず転院してきた人。都内にある二つの助産所を舞台に、4人の女性のお産を撮影したのは、これが初監督作品となる吉田夕日。第一子を病院で、第二子を助産所で出産した経験から、助産師の仕事とその世界をもっと知りたいと本作の制作を決意。この映画で描かれるのは助産所や自宅での自然分娩。しかし、大切なのは場所や方法を問わず、命を産み、育てようとする女性のそばに信頼できる誰かがいる、ということ。近年、さまざまな理由によりお産を取りやめる助産所が増えている。社会が多様化し、選択肢がひろがる一方で、失われつつある“命の風景”をみつめた4年間の記録。

「1%の風景」の解説

お産の99%が病院やクリニックなどの医療施設で行われる日本で、助産所や自宅での出産という“1%の選択”をした4人の女性と彼女たちをサポートする助産師の日々をみつめたドキュメンタリー。第一子を病院、第二子を助産所で出産した吉田夕日の初監督作。社会が多様化し、選択肢がひろがる一方で、失われつつある“命の風景”をみつめた4年間の記録。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2023年11月11日
キャスト 監督吉田夕日
出演渡辺愛 神谷整子 菊田冨美子 飯窪愛 山本宗子 平塚克子
配給 リガード
制作国 日本(2023)
上映時間 106分
公式サイト http://josan-movie.com/

(C)2023 SUNSET FILMS

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「大岸弦」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-12-23

マリンバのやさしい音色がBGMになっています。

出産の瞬間を映像で見たのははじめてでした。それだけに感動しました。

自分が生まれたときはどうだったのか?もちろん母から聞いています。
1971年生まれ。男。団塊ジュニア世代
母24歳の時、30時間以上かかった超難産だったそうで、医師から帝王切開の提案があったが母は拒否した。
無事、私は生まれたそうです。父は花束を抱えて病院まで来てくれて、看護婦(当時)さんは喜んでくれたそうです。
フリージアの花束。母はそんな父のプレゼントを「キザったらしい」と言ったが、それだけうれしかったんだそうです。
その部屋は、しばらくの間、フリージアの香りで満たされていたという。

その後のこと、母は病院に残っている赤ちゃんの中で、あんただけはよくわかったという。「頭が長かったから」
赤ちゃんにつけられた名前バッジがあるが、関係なかったそう。
なお、私の頭は成長ともに普通の形になっています。
私を生んでくれてありがとう

そのような感覚になってしまった 映画鑑賞してよかったなと。

最終更新日:2024-05-17 02:00:03

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