やがて来たる者へ 作品情報

やがてきたるものへ

1943年12月。イタリア北部の都市ボローニャに程近い小さな山村。ドイツ軍とパルチザンの攻防が激化するなか、この村にも戦争の影が徐々に迫ってきていた。両親や親戚と暮らす8歳のマルティーナは、大所帯の農家の一人娘。生まれたばかりの弟を自分の腕のなかで亡くして以来、口をきかなくなっていた。ある日、母のレナ(マヤ・サンサ)がふたたび妊娠し、マルティーナと家族は新しい子の誕生を待ち望むようになった。だが戦況は悪化、ドイツ軍が出入りし始め、地元の若者たちは密かにパルチザンとして抵抗を続ける。幼いマルティーナにはどちらが敵で、どちらが味方かよくわからない。そして両者の緊張の高まるなか、1944年9月29日、ドイツ軍がパルチザンを掃討する作戦を開始する……。

「やがて来たる者へ」の解説

第二次世界大戦中の歴史的事件“マルザボットの虐殺”を少女の眼差しでとらえた、ドキュメンタリー出身のジョルジョ・ディリッティ監督による長編第2作。出演は「ボローニャの夕暮れ」のアルバ・ロルヴァケル、「夜よ、こんにちは」のマヤ・サンサ。

第二次世界大戦末期のイタリアで、ナチス・ドイツが引き起こした“マルザボットの虐殺”を描いたドラマ。伊北部の山村に暮らす8歳の少女マルティーナは、母の妊娠で新たな家族の誕生を心待ちに。だが、ドイツ軍とパルチザンの攻防が激化し……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年10月22日
キャスト 監督ジョルジョ・ディリッティ
出演マヤ・サンサ アルバ・ロルヴァケル エレオノーラ・マッツォーニ クラウディオ・カサディオ グレタ・ズッケリ・モンタナーリ ステファノ・ビコッキ オルフェオ・オルランド ディエゴ・パゴット ベルナルド・ボロニェージ ステファノ・クローチ ゾエッロ・ジッリ ティモ・ヤコブス ジェルマーノ・マッチョーニ タッデウス・マイリンガー フランチェスコ・モドゥーニョ マリア・グラツィア・ナルディ ラウラ・ピッツィラーニ フランク・シュマルツ トム・ゾンマーラッテ ラファエレ・ザッバン
配給 アルシネテラン
制作国 イタリア(2009)
年齢制限 PG-12
上映時間 117分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「やがて来たる者へ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:31

広告を非表示にするには