マルサの女 感想・レビュー 4件

まるさのおんな

総合評価5点、「マルサの女」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-17

伊丹十三監督の「マルサの女」は、ジャーナリスティックなセンスが最大限に発揮されていて、ハードボイルド・タッチのスリル、アメリカ映画を彷彿とさせる、軽快なテンポとユーモア、的を得たキャスティングと、どれをとっても極上の大人のエンタメ作品になってると思う。

"悪い奴をやっつけろ"という快感に満ち溢れた映画で、しかも、やっつける中心が女性だという点が、実にユニークだ。

しっかり者で、男にも負けない女性像が、この映画の娯楽性を際立たせている。

そういう全ての点で面白い、娯楽映画として痛快作だという点を認めた上で、敢えて難を言えば、正義が権力の側にある点が、私としては、少し残念な気がする。

P.N.「テンポよくリズミカル。」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-19

約40年前の作品になりますから、テイストに乗りきれない方もいるでしょう?

個人的は、昔は、好みの作品ではなかったから、鑑賞しなかったけれど、改めて、映画館で鑑賞。

脚本・構成・演出が、完璧な作品。

リズミカルで、人間の、時代の息づかいまで伝わり、
豪華な俳優を使いながら、見事に、ひとりひとりの個性、ポテンシャルを最大値まで引き上げる監督の才能には、脱帽。

人間の最大の関心は人間と言われるくらい。人間観察にたけた監督の素晴らしいコンプリート作品の1つ。

人間のいい面も悪い面も含めて、愛された監督だったのでしょう?

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-03-25

本多俊之の音楽が実にtempo佳い本篇の魅力,昨晩のNHKラジオ深夜便日本アカデミー賞映画特集で改めて聴いて見るとそんな気分に襲われて

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-05-10

伊丹十三さんの世界が好きだった。マルサの女は私の心をとらえて離さない映画だ。どこまでもエキサイティングで面白い。

最終更新日:2023-11-27 16:00:02

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