女の平和 作品情報

おんなのへいわ

紀元前四二年頃、アテネではスパルタといつ終るとも知れない長い戦争の結果は、若い男は戦場に出てしまう。かくてはならじと起ち上ったのは、カリアス将軍の妻リシストラータ(マルティーヌ・キャロル)である。彼女は女性を糾合し議会へ停戦の談判に押しかける。驚いた議員達は女軍鎮圧をカリアス将軍(ラフ・ヴァローネ)に命じた。将軍は市場から食料と名のつくものを締め出す。リシストラータは、戦法を百八十度転回し「私達は一斉に夫を近ずけないようにしましょう」--この爆弾宣言は、女性軍全員の賛成を得る。この戦法は効果的で、アテネの男達はスパルタとの戦を放棄して、家庭に戻り、再び愛と平和がよみがえる。

「女の平和」の解説

「空と海の間に」のクリスチャン・ジャック監督で、ギリシャの詩人アリストファネスの有名な喜劇「女の平和」を扱ったもの。脚色と台詞は「空と海の間に」のジャン・フェリーと「アンリエットの巴里祭」のアンリ・ジャンソン、「花咲ける騎士道」のクリスチャン・マトラがイタリアのラファエル・マシオッキと共に撮影。主演は「歴史は女で作られる」のマルティーヌ・キャロル、「嵐の女」のラフ・ヴァローネ。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督クリスチャン・ジャック
出演マルティーヌ・キャロル ラフ・ヴァローネ パオロ・ストッパ ネリオ・ベルナルディ マリオ・カロテヌート Nyta Dover
配給 東和
制作国 フランス(1953)

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最終更新日:2022-07-26 11:03:57

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