突然炎のごとく(1962) 感想・レビュー 7件

とつぜんほのおのごとく

総合評価5点、「突然炎のごとく(1962)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-04-11

今朝のNHKラジオ深夜便は仏ヌーベルバーグの映画音楽。フランソワ・トリュフォー監督の本篇から,つむじ風や霧,映画柔らかい肌からピエールとコレットが流されて

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-21

このフランス映画「突然炎のごとく」は、ヌーヴェルヴァーグの旗手フランソワ・トリュフォー監督の最高傑作だ。

奔放で炎のように激しい女を、親友同士の二人の男が、同時に愛してしまう。

奇妙な三角関係の中で揺れる男性心理を描いた、ロシェの小説の映画化だが、トリュフォーは、あたかも古い写真帳をめくるような感じを意識した、ロングショットの映像とリズミカルな語り口で、巧みに表現している。

主演のジャンヌ・モローの生き生きとした演技が素晴らしく、この最高傑作に永遠の輝きを与えていると思う。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-04-13

今朝のNHKラジオ深夜便思い出のSCREEN音楽特集は粋な日本公開titleだった…。本篇は原題はジュール&ジム,紹介された音楽はジャンヌ・モロー唄うつむじ風のシャンソン!懐かしい響きよ,ファム・ファタールなヒロインに魅せられた二人

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-22

ジャン・ジャック・アノー監督の映画「ラマン/愛人」の吹き替え版を視ていて静謐な画面とナレーションの落ち着いた低音が何とも心地佳かった…。エンドロールでoriginal版は本ジャンヌ・モローだった事を改めて知ったんだ!吹き替えは字幕に頼らずに映画に集中出来るけれど、矢張りジャンヌ・モローを意識してもう一度見たい。彼女が東京国際映画祭に監督作品「思春期」で来日した際に渋谷文化会館前で後ろ姿を見掛けときめいた想い出が在ったね🎵✨

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-14

岩波ホールで公開中の新作映画「マルクス・エンゲルス」を観た後に購入したpamphletを読む。カール・マルクスと其の妻イエニーとフリードリヒ・エンゲルスの三人に本編を連想したと云うレビューも在って興味を惹く。確かに書籍「つむじ風」の頁を紐解くと此方の三人のintelligenceもハイレベル何だね。同志愛の磁石と言うかー。トリュフォー監督の本編はアンリ・ピエール・ロシェの日記の様な原作に拠るが上記作の「マル・エン」の方は書簡集等から若人たちの青春群像に迫ったと。其の時、どんな声でどんな衣装を身に付け何を食べ、何を感じて誰を愛したのか…、歴史の中で駆り立てられた様に生きた革命児の断章は一際フレッシュで具体的なリアルさだった!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-04

ジョン・カーニー監督の初期作品「オンエッジ~19歳のカルテ」のワンシーンを観るとフランソワ・トリュフォー監督の名篇の本編ラストシーンを想起させられて来るんだ…。勿論そんな結果に為らない一縷の希望の光りに包まれたエンデイングの中の若人の二人の後姿が又、瑞瑞しくて佳いのだが…。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-06-21

ジャンヌ・モローの歌う唄「つむじ風」の曲が流れるシーンが印象的だった!アンリ-ピエール-ロシェの自伝的な原作。二人の男を同時に愛して仕舞うヒロインの性と其の人生を描いた。ロシェ原作の<恋のエチュード>は英国の姉妹を愛して仕舞うフランス男の譚で本編と対を為しているのかも知れない…。フランソワ・トリュフォー監督の燃え上がる様な炎の恋愛劇。<アデルの恋の物語><緑色の部屋><隣の女><恋愛日記>等の主題でもある。

最終更新日:2024-04-24 02:00:03

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