シャドー・ディール 武器ビジネスの闇 作品情報

しゃどーでぃーるぶきびじねすのやみ

本作は告発者、検察官、軍事産業関係者などの証言を通じ、武器の国際取引を取り巻く政府や軍隊、情報機関や軍事会社、武器商人や代理人の複雑な関係を浮き彫りにしていく。さらに、武器ビジネスがどのように腐敗を助長し、外交や経済政策を決定づけ、民主主義をないがしろにしていくかも明らかにする。そして、戦争の真の代償とは何か、武器取引の仕組み、いかに戦争兵器が市民の安全を確保するのではなく、市民に向けて使われるようになるのかを暴いていく。よりよい未来の構築のために、この映画は現実の闇に光を当て、戦慄の実態を赤裸々に晒していく。

「シャドー・ディール 武器ビジネスの闇」の解説

国際武器取引の実態を暴くドキュメンタリー。世界的に高い評価を受けているA・ファインスタイン著『武器ビジネス:マネーと戦争の「最前線」』を原作に、金と権力と個人の野望が国家の安全保障や世界平和、人権や開発よりも優先される現実の闇に光を当てる。監督は、「ダイアル ヒ・ス・ト・リー」のヨハン・グリモンプレ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2021年1月30日
キャスト 監督ヨハン・グリモンプレ
原作アンドルー・ファインスタイン
出演アンドルー・ファインスタイン デイヴィッド・リー ヘレン・ガーリック リッカルド・プリヴィテラ ピエール・スプレー ヴィジャイ・プラシャド マルタ・ベナヴィデス ローレンス・ウィルカーソン クリス・ヘッジズ ジェレミー・スケイヒル
出演(声)エドゥアルド・ガレアーノ
配給 ユナイテッドピープル
制作国 アメリカ=ベルギー=デンマーク(2016)
上映時間 90分
公式サイト https://unitedpeople.jp/shadow/

(C)Shadow World Productions, LLC

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「Moviotto」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-02-10

この映画では世界のある「真実」が切り取られている。「なぜ戦争はなくならないのか」という疑問への答えが描かれている。この事実を知った時に一般人は何ができるか、どうすればいいのか。
何もできない、どうしようもないというのが一般人の普通の感覚だろう。でも、多くの人がこの事実を知り関心を持ち世界が平和になる方向を望めば、悪の方向へ傾斜するのを押しとどめ、少しずつでも世の中はよい方向に向かうのではないだろうか。
映画にバラク・オバマが登場する。彼が大統領に就任したとき多くの人が期待した。しかし、オバマはその期待に応えられなかった。なぜか。原題の「Shadow World」が存在しShadow Dealerたちがアメリカ社会を牛耳り世界を自分たちの都合のいいようにしてきているからである。
この「悪」の所業を許さないためには、より多くの人が自分で考え認識し正しい選択をすること以外にない。
ディーラーの主力商品が「火器」から「細菌」にシフトしたのではないかという憶測が妄想であることを願うばかりである。

最終更新日:2022-07-26 11:03:18

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