家なき子 希望の歌声 作品情報

いえなきこきぼうのうたごえ

南フランスの農村で優しいママと共に貧しくとも幸せいっぱいに暮らす11 歳の少年レミ(マロム・パキン)だったが、長いことパリへ出稼ぎに行っていた義父がレミを旅芸人の親方ヴェタリス(ダニエル・オートゥイユ)に売り飛ばしてしまう。情の深い親方はレミの歌の才能を見出し、レミは犬のカピや猿のジョリクールと交流していく。旅芸人の一座に加わり様々な出会いや困難を経て懸命に旅を続けるレミを、ある運命が待ち受けていた……。

「家なき子 希望の歌声」の解説

19 世紀に発表され日本でも何度もアニメ化されたフランス児童文学を、フランスを代表する俳優ダニエル・オートゥイユらの出演で映画化。義父に旅芸人の親方ヴェタリスへ売り飛ばされたレミは、ヴェタリスに歌の才能を見出され、一座と共に波乱万丈の旅に出る。監督は、「プレデターズ エヴォリューション」のアントワーヌ・ブロシエ。ダニエル・オートゥイユが情の深い旅芸人の親方を演じるほか、「ニュー・シネマ・パラダイス」のジャック・ペラン、「引き裂かれた女」のリュディヴィーヌ・サニエらが出演。日本語吹替版には、「ライオン・キング」(2019)で子供時代のシンバの声を担当した熊谷俊輝や、声優・俳優の山路和弘らが参加。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2020年11月20日
キャスト 監督アントワーヌ・ブロシエ
原作エクトール・アンリ・マロ
出演ダニエル・オートゥイユ マロム・パキン ヴィルジニー・ルドワイヤン ジョナサン・ザッカイ ジャック・ペラン リュディヴィーヌ・サニエ
配給 東北新社=STAR CHANNEL MOVIES
制作国 フランス(2018)
上映時間 109分
公式サイト http://ienakiko-movie.com/

(C) 2018 JERICO – TF1 DROITS AUDIOVISUELS – TF1 FILMS PRODUCTION – NEXUS FACTORY – UMEDIA

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予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「希望の光~ゴブランタペストリー~」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2020-12-04

何だか懐かしく、温か、それでいて、ゴージャスな、ゴブラン織りのような作品。

フランス作家による、フランス近郊が舞台なので、作品に流れる素朴でありながら、心温まるストーリー、主人公の境遇を思わせるゴブラン織りのタペストリーのような出来映え。

かなり原作に近づけてはいるものの、今回は、限られた時間におさめる工夫として、主人公レミは、希望の歌を唄う。

今回のアレンジなら、ミュージカル風でもよかったかな?

もっと、歌が聴きたかった。

この時代の人々の希望を、勿論、今でも、希望の光を与える児童文学の一つ。

主人公レミは、聖レミと言うフランスの若くして才能を開花させた人々の中に根付く、聖人から、閃きを得たのかもしれませんね?

身近で、温かく、素朴なようでいて、重厚、そして、気品ある華やかさを秘めたゴブラン織りのタペストリーのような、世界観。

何より、人々の人生に希望の光を与え、未来を紡ぎ出す。

そんな、生き方が、存在が、人々の希望になる方は、必ずいるものです。

最終更新日:2024-03-22 14:16:09

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