いしぶみ 作品情報

いしぶみ

太平洋戦争末期、それまで一度しか空襲がなかった広島市には、東京や大阪から多くの子どもたちが疎開してきた。このころは労働力を補うために、中学生も建物の解体作業や農作業などに駆り出されていた。学校で勉強できる日は少なく、夏休みもなかったが、彼らは日本の勝利を信じて一生懸命働いた。昭和20年8月6日は朝から暑い夏の日だった。この日、建物の解体作業のため、朝早くから本川の土手に集まっていた旧制広島二中の一年生が端から点呼を終えたその時、500メートル先の上空で原子爆弾が爆発し、彼らの未来を一瞬にして奪った。元気だった最後の瞬間、落ちてくる原子爆弾を見つめていた少年たちに何が起きたのか。遺族の手記に残された、死にゆく彼らの最後の言葉を伝える。

「いしぶみ」の解説

戦後70周年特別番組として広島テレビで制作・放送された『いしぶみ~忘れない。あなたたちのことを~』を再編集した劇場公開版。原爆により命を奪われた旧制広島二中の一年生321人が最後に残した言葉を「海街diary」の綾瀬はるかが読み語る朗読劇。さらにジャーナリストの池上彰が遺族やその関係者へのインタビューを通して、今なお残る物語の続きを伝える。監督は、「海街diary」で綾瀬とタッグを組んだ是枝裕和。

2015年に広島テレビで制作・放送された戦後70周年特別番組を再編集した劇場公開版。昭和20年8月6日、原爆により命を奪われた旧制広島二中の一年生321人が最後に残した言葉を、「海街Diary」に続き是枝裕和監督とタッグを組む綾瀬はるかが読み語る。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2016年7月16日
キャスト 監督是枝裕和
出演綾瀬はるか 池上彰
配給 広島テレビ(配給協力:東風 gnome)
制作国 日本(2016)
上映時間 85分
公式サイト http://ishibumi.jp/

(C)広島テレビ

予告編動画

※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「いしぶみ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:24

広告を非表示にするには