FOUJITA 作品情報

ふじた

1913年、日本人画家の藤田嗣治(オダギリジョー)は、27歳で単身渡仏。"フジタ"と呼ばれた彼は、モディリアーニやスーチンらと親交を結びながら制作に励む。当時、外国から移住した芸術家たちの多くがモンパルナスを中心に活躍。彼らは"エコール・ド・パリ"と呼ばれ、その一員だったフジタは、20年代前半に発表した裸婦像『乳白色の肌』が賞賛を集め、一躍注目の存在となる。やがて第二次世界大戦が始まると、パリがドイツ軍の手に落ちる寸前の40年に日本へ帰国。『アッツ島玉砕』など、数多くの戦争協力画を描いて日本美術界の重鎮に上り詰めて行く。やがて、5番目の妻である君代(中谷美紀)と共に、疎開先の村で敗戦を迎えるが……。

「FOUJITA」の解説

1920年代からフランスを中心に活躍し、帰国後は戦時下に数々の戦争協力画を描いた日本人画家、藤田嗣治の半生を描いた伝記映画。「死の棘」の小栗康平監督が、自ら執筆したオリジナル脚本を映画化した。出演は「舟を編む」のオダギリジョー、「繕い裁つ人」の中谷美紀、「最後のマイ・ウェイ」のアナ・ジラルド。

日本の画家藤田嗣治の生涯を映画化した、「埋もれ木」の小栗康平10年ぶりの監督作。1920年代に『乳白色の肌』で裸婦を描きエコール・ド・パリを代表する画家となったフジタは、戦争を機に日本に戻り、5番目の妻君代と疎開先の村で敗戦を迎える。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年11月14日
キャスト 監督小栗康平
出演オダギリジョー 中谷美紀 アナ・ジラルド アンジェル・ユモー マリー・クレメール 加瀬亮 りりィ 岸部一徳 青木崇高 福士誠治 井川比佐志 風間杜夫
配給 KADOKAWA
制作国 日本 フランス(2015)
年齢制限 PG-12
上映時間 126分
公式サイト http://foujita.info/

(C) 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド

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ユーザーレビュー

総合評価:4.83点★★★★☆、12件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-11-10

この映画を観て、とても感動した。私は昔、藤田嗣治さんのカフェを見て、ひじょうに感動したことがある。だからこの映画は興味深かった。これは藤田嗣治さんのひたむきな人生に対する情熱に魅了されてしまった。オダギリジョーさんの演技は素晴らしい。中谷美紀さんはやはりキラリと光っている。演技も抜群だ。これは一見の価値がある作品だ。

最終更新日:2022-07-26 11:03:25

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