最後の命 作品情報

さいごのいのち

幼少期に集団婦女暴行事件に巻き込まれた明瀬桂人(柳楽優弥)と冴木裕一(矢野聖人)は、事件の記憶に苛まれながら年を重ねていた。成人した桂人はいまだ事件の記憶を抱え、人と肌を重ねる事に穢れを感じ、目的も無くフランス文学の翻訳作業を続けている。デリヘル嬢や、心を病み入院をしている同級生で恋人の小泉香里(比留川游)との電話という最低限の人との関わりの中で生きる彼の元に、冴木から高校を卒業して以来の連絡が届く。だが7年ぶりに二人が再会した夜、桂人の部屋で顔見知りのデリヘル嬢が殺された。取り調べを受けることになった桂人は、冴木が婦女連続暴行で全国指名手配中の容疑者であることを刑事から聞かされる。やがて、忌まわしき記憶によって人生を歪まされてしまった二人の男たちの心の闇が炙り出されていく……。

「最後の命」の解説

中村文則の同名ミステリーを「まだ,人間」の松本准平監督が映画化。一つの殺人事件をきっかけに、幼少期に巻き込まれた凄惨な事件の記憶を抱えながら生きる二人の男の歪んだ人生が炙り出されていく。出演は「許されざる者」の柳楽優弥、「サクラサク」の矢野聖人、本作が映画デビューとなるモデルの比留川游、「捨てがたき人々」の内田慈。

芥川賞受賞作家・中村文則の同名小説を、原作に惚れ込んだ新鋭・松本准平が映画化。かつて凄惨な婦女暴行事件に遭遇した桂人と冴木は、それぞれに苦悩を抱えて成長し7年ぶりに再会するが、桂人の部屋で女性が殺害され、再び運命が狂い始める。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年11月8日
キャスト 監督松本准平
原作中村文則
出演柳楽優弥 矢野聖人 比留川游 内田慈 池端レイナ 土師野隆之介 板垣李光人 りりィ 滝藤賢一 中嶋しゅう
配給 ティ・ジョイ
制作国 日本(2014)
年齢制限 R-15
上映時間 110分

(C)2014 beachwalkers.

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最終更新日:2022-07-26 11:03:26

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