バイロケーション 裏 作品情報

ばいろーけーしょんうら

ある日、桐村忍(水川あさみ)は、スーパーでニセ札の使用容疑をかけられてしまう。身に覚えのないことだったが、10分前の防犯カメラ映像には、いるはずのない自分が確かに映し出されていた。現場に到着した刑事の加納(滝藤賢一)に対して、ニセ札を使ったのは自分ではないと主張する忍。加納から返ってきた答えは、“あれがあんたじゃないのはわかっている。あれはニセモノだ”という意外なものだった。状況が飲み込めないまま、忍はレストランへ連れて行かれる。そこでは、ある集まりが開かれていた。その会を主催するのは飯塚(豊原功補)。メンバーは大学生の御手洗巧(千賀健永)、主婦の門倉真由美(酒井若菜)、謎の少年・加賀美榮(高田翔)、そして加納。忍は彼らから、思いもよらない話を聞かされる。それは、自分と同じ容姿を持ちながら、全く別の人格を持つもう1人の自分、“バイロケーション”が存在するという事実だった。通称“バイロケ”と呼ばれるその人物はオリジナルよりも凶暴な性格を持ち、必ずオリジナルを殺しにくるという。飯塚は忍に告げる。“私はあなたを守りたい。ただそれだけだ……。”半信半疑の忍は、怪しげな勧誘と思ってその場をすぐに離れるが、部屋を出た途端、見覚えのある人物が目の前に立っていた。目に飛び込んできたのは、忍そっくりの姿。まさに今、忍のバイロケが本人を睨みつけていたのだ……。

「バイロケーション 裏」の解説

第17回日本ホラー小説大賞を受賞した法条遥の小説を映画化したサスペンス・ホラー。自分そっくりの姿を持つもう1人の自分“バイロケーション”に命を狙われた女性が体験する恐怖を描く。主演は「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」の水川あさみ。監督は「リアル鬼ごっこ」シリーズ(3~5)を手掛けた安里麻里。第26回(2013年)東京国際映画祭上映作品。2014年1月18日に、ラスト10分のストーリーが異なる、別エンディングバージョン「バイローケーション 表」が公開された。

超常現象“バイロケーション”をモチーフにした、法条遥によるホラー小説を映画化。原作と異なる結末を描いている。忍はある日、偽札を使用した容疑をかけられるが、いるはずのない自分が防犯カメラに捉えられていた。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年2月1日
キャスト 監督安里麻里
原作法条遥
出演水川あさみ 千賀健永 高田翔 滝藤賢一 浅利陽介 酒井若菜 豊原功補
配給 KADOKAWA
制作国 日本(2013)
上映時間 121分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:27

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