最後のマイ・ウェイ 作品情報

さいごのまいうぇい

1939年、エジプト。クロード・フランソワはスエズ運河の通航を管理する父と派手好きな母の間に生まれる。裕福な家庭に育ったが、スエズ運河が国有化され第二次中東戦争が勃発すると父は失職。モナコへ移住した後、クロード(ジェレミー・レニエ)は地元の楽団で働くようになる。それは家計を助けるためであったが、厳しい父は彼の仕事を認めようとはしなかった。クロードは音楽界でめきめきと頭角を現し、スターダムに躍り出る。酒にもドラッグにも手を出さず、自らダンサーに振付をし、歌い、踊る。作詞・作曲の才能を発揮し200もの曲を生みだす一方、プロダクションを立ち上げ、才覚を見せるクロード。そんな彼の成功の裏では、歌手フランス・ギャルとの密愛、大スターへの嫉妬、マスコミ操作、ひた隠しにした息子たちの存在など、傲慢で神経質な面を見せる……。

「最後のマイ・ウェイ」の解説

1960~1970年代にかけてフランスで人気を博し、フランク・シナトラが歌い世界的なヒットとなった『マイ・ウェイ』を作曲、39歳という若さでこの世を去ったミュージシャン、クロード・フランソワの半生を描く。監督は「いのちの戦場-アルジェリア1959-」「スズメバチ」のフローラン=エミリオ・シリ。「夏時間の庭」「ある子供」のジェレミー・レニエが、時代を先取りするスーパースターを演じる。ほか、「裏切りの闇で眠れ」「ピアニスト」のブノワ・マジメル、「サイレント・ラブ」(未)のモニカ・スカッティーニ、「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」「薬指の標本」のマルク・パルペらが出演。

60~70年代のフランスで人気を博し、フランク・シナトラの大ヒット曲となった『マイ・ウェイ』を作曲したクロード・フランソワの伝記映画。エジプトで生まれたクロードは地元の楽団を皮切りに音楽活動をはじめ、スターへの階段を上ってゆく。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年7月20日
キャスト 監督フローラン=エミリオ・シリ
出演ジェレミー・レニエ ブノワ・マジメル モニカ・スカッティーニ サブリナ・セヴク アナ・ジラルド マルク・パルベ
配給 カルチュア・パブリッシャーズ
制作国 フランス(2012)
上映時間 149分

(C) 2011 LGM Cinema - Fleche Productions - 24 C Prod ED - StudioCanal - TF1 - Films Production - Rockworld - JRW Entertainement - Emilio Films

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最終更新日:2022-07-26 11:03:28

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