風立ちぬ(2013) 作品情報

かぜたちぬ

少年の頃から飛行機に憧れ、東京の大学に進学、ドイツへの留学を経て、航空技術者となった堀越二郎(声:庵野秀明)。夢や憧れ、恋、やがて近づく戦争など、零戦を設計したことで知られる彼の若かりし頃を描く。

「風立ちぬ(2013)」の解説

「千と千尋の神隠し」で第75回アカデミー賞長編アニメーション映画賞を獲得、日本を代表するアニメ監督である宮崎駿が、堀辰夫の小説の要素を混ぜつつ、零戦を設計した堀越二郎の若かりし頃に焦点を当て映画化。『モデルグラフィックス』(大日本絵画・刊)に連載した漫画を下敷きにしている。「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズなどのアニメ作品や「キューティーハニー」など実写作品の監督を手がける一方、「さくらん」「キャッチボール屋」といった出演作もある庵野秀明が、堀越二郎の声を担当。音楽は「風の谷のナウシカ」以降全ての宮崎作品に参加している久石譲。主題歌には荒井由実のデビュー曲『ひこうき雲』を採用している。

雑誌に連載していた漫画を基にした、宮崎駿の5年ぶりの監督作。少年の頃から飛行機に魅せられ、やがてゼロ戦を作り上げることになる実在の人物、堀越二郎の10歳から30年間のドラマと、映画オリジナルのヒロイン菜穂子との恋模様を描く。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年7月20日
キャスト 監督宮崎駿
原作宮崎駿
出演(声)庵野秀明 瀧本美織 西島秀俊 西村雅彦 スティーブン・アルパート 風間杜夫 竹下景子 志田未来 國村隼 大竹しのぶ 野村萬斎
配給 東宝
制作国 日本(2013)
上映時間 126分

(C)2013二馬力・GNDHDDTK

ユーザーレビュー

総合評価:3.98点★★★☆、59件の投稿があります。

P.N.「うたさん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-12-04

初期の頃のジブリ作品に比べて後期のジブリ作品は話の展開の面白さというよりかは、人間の内面の機微の表現が立つように感じます。特にこの作品は宮崎監督の心情表現のすべてを感じます。これは戦争映画として見るべきではないですね。何でもかんでも政治的メッセージとこじつけようとしている人もいますが、私はこの映画で生きる姿勢を学びました

最終更新日:2024-03-12 15:48:46

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