稀人 作品情報

まれびと

映像カメラマンの増岡(塚本晋也)は、身のまわりの風景を意識的に、または無意識的に撮影し、それを編集することを日常としていた。そこには現実か否か、たしかに増岡自身にしか見えないものが存在するかのようだった。汚職事件の取材中、自殺騒ぎの現場に出くわした増岡は、ひとりの男がナイフで自らの左眼を貫いて死ぬ瞬間を、偶然にも撮影する。独占スクープとしてテレビで放映された映像を観ながら、増岡は自殺した男が死の瞬間、ある一点を凝視し、「なにか」に異様に脅えていたことに心を奪われる。やがて、現実とも幻想ともつかない異界にさ迷いこんだ彼は、少女(宮下ともみ)の姿をした<稀人>と出会い、その飼育を始める。

「稀人」の解説

同型のDV カメラによる撮影、同一予算、エンターテイメント作品という互角の条件の下、日本映画界を代表する監督(番長)と、気鋭の新人(刺客)たちが、力と技を競い合うという画期的なコンセプトが話題の試み「映画番長」。第三弾のテーマは「ホラー」。シリーズ監修は、「リング」の脚本家・高橋洋。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年10月16日
キャスト 監督清水崇
出演塚本晋也 宮下ともみ 中原和宏 蜷川みほ 菅田俊
配給 ユーロスペース
制作国 日本(2004)
上映時間 92分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「稀人」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:38

広告を非表示にするには