屋敷女 作品情報

やしきおんな

妊娠中のフォト・ジャーナリスト、サラ(アリソン・パラディ)は、その日、自らハンドルを握って車を運転していた。突然衝撃が彼女を襲い車は大破、サラはフロントガラスに頭をぶつけて意識を失う。助手席に乗っていた夫のマチューは即死であった。4ヶ月後のクリスマス・イブ。サラは一命を取りとめ、奇跡的にお腹の子供も無事で、すでに臨月を迎えていた。産婦人科で検診を終えたサラはひとりで帰宅。心配して電話をかけてきた両親や編集長のジャン・ピエールには強がって気丈に振る舞うが、サラは愛する夫を失った淋しさと悲しみを懸命に耐えていた。夜も更けた頃、家のドアを何者かがノックする。サラは、電話を貸してほしいという暗い女の声を不審に思い、彼女を追い返そうとするが、女(ベアトリス・ダル)はドアの前から動こうとしない。しかも、女はサラが事故に遭い、夫を亡くしたことまで知っていた。女は裏口に回り、庭の窓を破って侵入しようとする。危険を感じたサラは警察に通報、しかし警察が到着すると女は姿を消していた。警察は家の周囲を調べたが、犯人の証拠は見つからず、夜中にもパトロール担当者が様子を見にくることを告げて帰って行った。サラは家中を施錠、重苦しい不安を抱えながら床につく。寝入ってしばらくした頃、突然サラに激痛が襲った。サラが目を開けるとベッドの横に女がいる。髪が長く、黒い服を着たその女は大きなハサミを手に、サラに襲いかかってきた。サラは間一髪で攻撃をかわし、全身に傷を負いながら、バスルームへ逃げ込む。理不尽な恐怖に包まれたサラをさらに陣痛が襲った。女はバスルームの扉をハサミで叩き続ける。しかし、サラの人生最悪の夜は、まだ始まったばかりだった……。

「屋敷女」の解説

夫を亡くした妊婦と、彼女に襲いかかる謎の女の決死の攻防を描くサイコホラー。元映画記者のアレクサンドル・バスティロが脚本を手掛け、新鋭ジュリアン・モーリーと共同で監督。出演は「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」のベアトリス・ダル、バネッサ・パラディの妹で本作が初主演となるアリソン・パラディほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2008年6月21日
キャスト 監督ジュリアン・モーリー アレクサンドル・バスティロフ
出演ベアトリス・ダル アリソン・パラディ ナタリー・ルーセル フランソワーズ=レジス・マルシャン ニコラ・デュヴォシェル リュドヴィック・ベルティヨ エメン・サイディ エマニュエル・レンツィ
配給 トルネード・フィルム
制作国 フランス(2007)
上映時間 83分

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「ハナモモ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2018-03-12

スプラッターホラーで所々痛いシーンがあります。妊婦さんにはお勧め出来ない映画。

最終更新日:2022-07-26 11:03:35

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