痛いほどきみが好きなのに 作品情報

いたいほどきみがすきなのに

ニューヨーク。若手俳優のウィリアム(マーク・ウェバー)は気軽な恋愛を楽しみ仕事も順調で、それなりの日々をすごしていた。彼は21歳の誕生日を前に、行きつけのバーでシンガーソングライター志望のサラ(カタリーナ・サンディノ・モレノ)と出会う。ニューヨークに来たばかりのサラは、ウィリアムの向かいのアパートに仮住まいをしていた。運命を感じた2人は、その夜キスを交わす。2人はサラのアパートのベッドの上でじゃれあうが、彼女はセックスを拒む。サラはウィリアムを母(ソニア・ブラガ)に会わせるため、実家に連れて行く。そこでウィリアムは漏れ聞こえた母娘の会話から、サラの過去の失恋を知る。彼は新作映画の撮影に便乗して、彼女をメキシコ旅行に連れて行く。メキシコで2人は結ばれ、結婚を誓い合う。そして、サラは先にニューヨークに帰って行った。撮影を終えたウィリアムはニューヨークに戻り、サラの元に行く。しかしサラはよそよそしい態度を取る。彼女は歌手の夢と、ウィリアムとの恋の間で揺れていた。そしてウィリアムに、しばらく距離を置くことを提案する。ウィリアムは彼女の態度の急変に動揺し、元恋人のサマンサ(ミシェル・ウィリアムズ)に会う。しかしサマンサとの軽い恋愛は、逆にむなしさが募るだけだった。誕生日に母(ローラ・リニー)に会うと、彼女には新しい恋人がいた。母はサラと同じようなことを言うが、ウィリアムには理解できない。両親が離婚して父(イーサン・ホーク)がいないから、男の心得がわからないとウィリアムはぼやく。サラとの溝を埋められないウィリアムは、やり場のない感情をもてあましていく……。

「痛いほどきみが好きなのに」の解説

俳優で、「チェルシーホテル」監督のイーサン・ホークが、自伝的小説を自ら脚本・映画化したラブ・ストーリー。ジェシー・ハリスが音楽を手掛けている。出演は「ブロークン・フラワーズ」のマーク・ウェバー、「そして、ひと粒のひかり」のカタリーナ・サンディノ・モレノ。第63回ヴェネチア国際映画祭正式出品作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2008年5月17日
キャスト 監督イーサン・ホーク
原作イーサン・ホーク
出演マーク・ウェバー カタリーナ・サンディノ・モレノ ソニア・ブラガ ジェシー・ハリス イーサン・ホーク ローラ・リニー ミシェル・ウィリアムズ
配給 ショウゲート
制作国 アメリカ(2006)
上映時間 117分

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最終更新日:2023-04-07 20:45:59

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