ヴィーナス(2006) 作品情報

びーなす

70代の俳優モーリス(ピーター・オトゥール)はいつもカフェで、旧友の同じ俳優仲間のイアン(レスリー・フィリップス)に会う。そこでモーリスはイアンから、姪がイアンのアパートに滞在することになったと打ち明けられる。翌日の夕方、モーリスはイアンを観劇の誘いに彼のアパートにやって来る。若い娘はイアンの生活をすでに悲惨なものにしていた。モーリスはその女の子、ジェシー(ジョディ・ウィッテカー)に自己紹介をする。彼女は飾り気もなく無愛想で、モーリスにモデルの道を目指すつもりだと言う。モーリスは眠ってしまったイアンの代わりに気乗りのしないジェシーを劇場に誘う。ローヤル・コート劇場での芝居はひどくお粗末だった。1人のファンが劇場でモーリスに気づくと、ジェシーは彼の知名度に少し驚く。彼女は幕間に劇場を出てパブに行くことを主張し、モーリスはパブでバカルディブリーザーの美味しさを初めて知る。その日を境に交流を深めるジェシーとモーリス。ある日、モーリスはジェシーをオックスフォード通りへ買い物に連れて行く。ジェシーはそこで好きなドレスを見つける。モーリスは買ってあげようとするが、持ち合わせがない。恥ずかしい思いをし、激怒したジェシーは店から駈け出していき、二度とモーリスに会いたくないと言う。モーリスは前立腺の手術を受ける。見舞いに来たイアンはジェシーを故郷に返すとモーリスに告げる。モーリスはジェシーに別れを言うために強引に退院してしまう。しかし、ジェシーは留まることに。2人がモーリスのアパートにいると突然、ジェシーがお風呂に入りたいと言う。モーリスはバスルームの外に座り、2人はカギのかかったドア越しに話を始める。ジェシーは初めて自分のことを話しだす。モーリスは彼女を夕食に誘い、2人は運河のそばで翌日の午後会う約束をする。翌日、モーリスはジェシーを待つが……。

「ヴィーナス(2006)」の解説

かつての人気俳優が若い女性に恋をし、彼女の“生の煌き”に生きがいを取り戻すヒューマンドラマ。監督は「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル。主演は「アラビアのロレンス」の名優ピーター・オトゥール。他、「トゥームレイダー」のレスリー・フィリップスらが出演。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年10月27日
キャスト 監督ロジャー・ミッチェル
出演ピーター・オトゥール レスリー・フィリップス ヴァネッサ・レッドグレイヴ リチャード・グリフィス ジョディ・ウィッテカー キャサリン・ブラッドショー
配給 ヘキサゴン・ピクチャーズ
制作国 イギリス(2006)
上映時間 95分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ヴィーナス(2006)」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:36

広告を非表示にするには