ダイ・ハード2 作品情報

だいはーどつー

1年前、テロ集団に襲われたロサンゼルスの高層ビルから多くの人質を救ったジョン・マックレーン刑事(ブルース・ウィリス)は、ロスに住む妻ホリー(ボニー・ベデリア)と一緒にクリスマス休暇を過ごすため、吹雪の中ワシントンのダレス国際空港に迎えに来ていた。テレビではラテン・アメリカの麻薬王エスペランザ将軍(フランコ・ネロ)の到着を報じており、反共主義者の元陸軍大佐スチュワート(ウィリアム・サドラー)の姿を空港内で見かけていたマックレーンは大佐の部下らしき軍人たちがうろついているのに不審を覚え、後をつける。それを悟った彼らと荷物到着室で銃撃戦となるが、マックレーンは2人のうち、l人を取り逃してしまう。マックレーンは何かが起こると確信するが、空港署のロレンゾ警部(デニス・フランツ)は管轄外だと相手にせず、仕方なく死んだ男の指紋をロスの事件で親友になったパウエル(レジナルド・ベンジョンソン)のもとにファックスで送って照合した結果、それは2年前に死んだはずになっている米軍の顧問のものであることがわかった。その頃既に大佐の部下は全ての準備を完了していた。突然全ての電源が消え、着陸システムも利かなくなった。完全にスチュアートの支配下におかれた管制塔にその要求が伝えられる。エスペランザ将軍の乗った機が着陸する50分後までに、767 型機を1機用意し、それまではどの機も着陸させてはならない、と。吹雪の中到着の遅れていた上空の各機はもはや燃料の余裕もなく墜落の危機にあった。空港のチーフ・エンジニア、バーンズ(アート・エバンス)は予備送信室へ向かうが、逆に待ちぶせされ、危うい所をマックレーンに助けられる。しかし、それを知ったスチュワートは報復としてブリティッシュ機にニセの情報を与え、墜落させる。マックレーンは怒りに燃えるが、既にグラント(ジョン・エイモス)を隊長とする陸軍の特殊部隊が到着し、用済みとなった彼はたった1人で行動を開始するしかなかった。無線機でエスペランザの軍用機が到着する地点を探り出すが、銃撃戦の末逃げられ、バーンズと協力してスチュワートの拠点に迫る。グラントの一隊も到着し、逃げるスチュワートらとスノーモービルを使った激しい追撃戦になる。その時、マックレーンはグラントらの使ってるのは全て空砲であり、彼らはスチュワートの一味であることを知る。一方、空港はホリーと同じ機に乗ったソーンバーグ(ウィリアム・アザートン)の機中からの生中継によってパニックに陥る。そして同時に機は燃料切れにより、緊急着陸に踏み切る。マックレーンは逃げようとするエスペランザらの767 型機の翼にヘリコプターを使って乗り移り格闘の末燃料タンクのふたを外し、こぼれ落ちるオイルに火を放った。767 型機は爆発、炎上し、その炎を目印にホリーの機は無事着陸できた。マックレーンは必死でホリーの名を叫び、2人は滑走路の上で堅く抱き合うのだった。(20世紀フォックス配給*2時間4分)

「ダイ・ハード2」の解説

空港乗っ取り犯から自分の妻と、そして乗客の命を超人的な活躍で救う刑事を主人公としたアクション・シリーズの第2弾。エグゼクティヴ・プロデューサーはロイド・レヴィンとマイケル・レヴィ、製作はローレンス・ゴードン、ジョエル・シルヴァー、チャールズ・ゴードンの共同、監督は「エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃」のレニー・ハーリン、脚本はウォルター・ウェイジャーの原作“58 Minuite”を基にダグ・リチャードソンと前作も脚本を担当したスティーヴン・E・デ・スーザの共同、撮影はオリバー・ウッド、音楽はマイケル・ケイメンが担当。出演はブルース・ウィルス、ウィリアム・サドラーほか。日本版字幕は岡枝慎二、カラー、シネスコサイズ。ドルビーステレオ。1990年作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1990年9月21日
配給 20世紀フォックス
制作国 アメリカ(1990)
上映時間 124分

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最終更新日:2024-03-12 15:48:51

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