歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡 作品情報

あるいてみたせかいぶるーすちゃとうぃんのあしあと

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紀行作家のブルース・チャトウィンが先史時代や人類史に関心を抱いたきっかけは、幼少の頃に祖母の家で見たブロントサウルスの毛皮だった。美術品の蒐集家や考古学の研究生、ジャーナリストと、様々なフィールドで非凡な才能を発揮したチャトウィンが最終的に選んだのは、自らの足で旅をしながら小説を書く人生だった。南米を旅して、デビュー作『パタゴニア』を書きあげたチャトウィン。そしてアボリジニの神話に魅せられ、中央オーストラリアを旅していった。しかしHIVに感染。当時、エイズは不治の病だった。死を悟ったチャトウィンは、死に近づいたアボリジニが生を受けた地に帰還するように、自らの死に方を探りながら『ソングライン』を書きあげた。本作では生前チャトウィンと親交を結んだヴェルナー・ヘルツォーク監督が、パタゴニアや中央オーストラリアのアボリジニの地などチャトウィンが歩いた道を自らも辿り、チャトウィンが魅了されたノマディズム(放浪)について探究する旅に出る。

「歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡」の解説

ニュー・ジャーマン・シネマの旗手ヴェルナー・ヘルツォーク監督が、親交のあった紀行作家ブルース・チャトウィンの足跡を辿るドキュメンタリー。チャトウィンが生前歩いた道を監督自ら辿り、チャトウィンが魅了されたノマディズム(放浪)について探究する。ヘルツォーク監督が自らナレーションも担当。チャトウィンの旅の中で出会った人々のインタビューを交えながら、全8章立てで旅の中に自らの生き方を探した作家を追っていく。「世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶」などでヘルツォーク監督と組んできたチェロ奏者・作曲家のエルンスト・レイシグルが音楽を手がける。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2022年6月4日
キャスト 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
出演ヴェルナー・ヘルツォーク ブルース・チャトウィン エリザベス・チャトウィン ニコラス・シェイクスピア
配給 サニーフィルム
制作国 イギリス=スコットランド=フランス(2019)
上映時間 85分
公式サイト https://www.sunny-film.com/brucechatwin

(C) SIDEWAYS FILM

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-05-18

岩波ホールの最終上映作品と言うこと,劇映画〈ノマドランド〉と同じような世界観への尽きない興味,ニュー・ジャーマン・シネマの騎手ヘルツオーク監督作品で在ること。いつかは歩んで見て見たい作品なのだ

最終更新日:2023-05-28 16:00:01

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