ビリーバーズ(2022) 作品情報

びりーばーず

とある孤島で生活をする2人の男と1人の女。男の1人は「オペレーター」、女は「副議長」、もう1人の男は「議長」と互いに呼び合い、揃いのTシャツを着ている。「ニコニコ人生センター」という宗教的な団体に所属している3人は、「孤島のプログラム」と呼ばれる無人島での共同生活を送り、「安住の地」へと旅立つ日に思いを馳せていた。朝の瞑想、昨晩見た夢の報告、テレパシーの実験、といったメールで送られてくる不可解な指令を実行し、時折届けられる僅かな食料でギリギリの生活を送る。それらすべてが、性欲や過度な食欲に物欲といった俗世の汚れを浄化し、「安住の地」へ出発するための修行なのだ。だが、飢えとの戦い、突如現れた外界からの侵入者、ほんの僅かなほころびが、徐々に互いの本能と欲望を暴いていく。

「ビリーバーズ(2022)」の解説

カリスマ的人気を誇る漫画家・山本直樹が「カルト」的な宗教団体をモチーフに人間の欲望をあぶり出した20世紀末の問題作を、「アルプススタンドのはしの方」「愛なのに」で大ブレイク中の遅れてきた天才、城定秀夫監督の熱望により実写映画化。俗世の汚れを洗い落として「浄化」されることを願い、外界との接触を絶って孤島で精神修行に励む3人組には、主人公の「オペレーター」役に「PLAN75 」など話題作出演が相次ぐ磯村勇斗、議長役に「罪の声」他でキネマ旬報ベスト・テン助演男優賞に輝いた宇野祥平、ヒロインとなる「副議長」役に22歳の新鋭、北村優衣が配された。この個性的な俳優たちが、繊細な心理描写や過酷な自然環境下のサバイバル生活シーン、物語に必要不可欠な官能的なシーンに至るまで渾身の演技で観る者を魅了する。原作漫画発表から22年の時を超えて、疫病、災害、戦争など混迷を極める時代に、生の根源を見つめる新たな問題作が誕生した。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2022年7月8日
キャスト 監督城定秀夫
原作山本直樹
出演磯村勇斗 北村優衣 宇野祥平 毎熊克哉 山本直樹
配給 クロックワークス=SPOTTED PRODUCTIONS
制作国 日本(2022)
年齢制限 R-15
上映時間 118分

(C)山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会

動画配信で映画を観よう! [PR]

ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、2件の投稿があります。

P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-03-08

カルト宗教の洗脳が怖いけど、エロシーンが多くてそっちが気になります。北村優衣さんのおっぱいのバランスも気になりました。

最終更新日:2024-03-18 16:00:01

広告を非表示にするには