+81FILM 作品情報

ぷらす

始まりは日本から【+81】の一本の電話

『Gravity』…咳に苦しむ息子を病院へ連れていくため、猛スピードで車をとばす夫婦。その時、車は数十匹の家畜の群れに思い切り突っ込む。危機一髪でなんとか無事だった夫婦の目に飛び込んできたのは…。『Snowdrop Flower』…モンゴルの平野で幸せに暮らす一家。ある日、母がひどい咳と高熱に倒れるも、村には携帯の電波も届かず医者を呼ぶことすらできない。「スノードロップという花を食べた羊の肉を食べれば病が治る」と祖母に教えられた少年は家畜の羊を殺すことを決意するが…。『Silence』…マスクをつけた人々が行き交う街をふらふらと歩く青年。ある日、青年は廃墟でバレエを踊る少女を見つける。彼女の踊る姿が忘れられない青年は、密かにバレエの練習をはじめる。『DROP BY DROP』…年の離れた姉弟のゾーイとベニ。体調を崩した弟のベニのために安全ではないかもしれないワクチンを入手するために、仲間のレジスタンスに連絡する。ゾーイは政府が管理する施設に侵入し、ワクチンを輸送するために車両を標的になんとかワクチンを手に入れるが、彼女はすぐに警備員に発見され、脱出ドラマが始まる。

「+81FILM」の解説

柿本ケンサクが、これまで写真家として世界各国を旅した際に、新型コロナウイルスの自主隔離中に各地で知り合った映像作家に安否確認の連絡をとったことがきっかけとなりスタートし、2020年夏に世界同時配信されその美しい映像と音楽が話題となった“世界を繋ぐ”映像プロジェクト「+81FILM」。チリ、モンゴル、ロンドンの3都市を舞台に柿本ケンサクが脚本・共同監督という形ですべての作品の制作に参加し、現地監督と各地のコロナウイルス流行状況を確認し、幾度もの話し合いを重ねた後に撮影が敢行され、リモートで制作された3つの短編は、いずれも新型コロナウイルスが蔓延した世界が舞台となっており、“WITH(ウィズ)コロナ時代”の各地のリアルな生活や現状が映し出されている。また、各話の音楽も柿本ケンサク自ら交渉し、チリ編には細野晴臣、モンゴル編には半野喜弘、ロンドン編には大橋トリオと日本を代表する音楽家たちが参加した。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督柿本ケンサク ガブリエル・ディアス バット・アムグラン ティージェー・オーグラディー・ペイトン
音楽細野晴臣 半野喜弘 大橋トリオ ケンモチヒデフミ
制作国 日本(2021)
公式サイト http://plus81film.com/

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最終更新日:2021-09-26 00:01:02

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