田舎司祭の日記 作品情報
いなかしさいのにっき
ロベール・ブレッソンの伝説の作品
北フランスの寒村に赴任した若い司祭。彼は身体の不調を覚えながらも、日々村人たちの悩みを聞き、布教と善行に務める。しかし、彼の純粋な信仰への思いは村人たちとの間にしだいに溝を作っていくことになり、事態は思いもよらぬ方向へ進んでいく…。ブレッソンはベルナノスの世界を忠実に再現し、司祭が綴る日記を通して、神と自己の探究、信仰への懐疑や迷いに苦悩する姿を映し出していく。
「田舎司祭の日記」の解説
映画史に残る数々の名作を生み出したロベール・ブレッソン。『罪の天使たち』『ブローニュの森の貴婦人たち』に続く長編第3作目にあたる本作は、ブレッソン作品を特徴づける、職業俳優を排して素人を起用し、音楽やカメラの動きなども含めたいわゆる「演出」を削ぎ落としていくスタイルを確立した作品。公開当時ゴダールやトリュフォーを魅了し、その後の多くの作品に影響を与えたと言われる伝説的な作品。2021年6月、製作から70年を経て日本で劇場初公開。(作品資料より)
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2021年6月4日 |
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キャスト |
監督・脚本:ロベール・ブレッソン
原作:ジョルジュ・ベルナノス 出演:クロード・レデュ ジャン・リヴィエール アンドレ・ギベール ニコール・モーレイ ニコル・ラドミラル |
配給 | コピアポア・フィルム |
制作国 | フランス(1951) |
上映時間 | 115分 |
公式サイト | https://inakashisai2021.jp/ |
(C)1950 STUDIOCANAL
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