ハッピー・オールド・イヤー 作品情報
はっぴーおーるどいやー
断捨離に挑んでも、捨てられないものもある
留学先のスウェーデンからバンコクに帰国したデザイナーのジーンは、自宅を北欧風のミニマルなスタイルに改装しようと友人のピンクにリフォームを依頼する。母と兄との3人暮らしの家は、モノで溢れかえっていた。家中のものをゴミ袋に入れて断捨離をするジーンだが、もらったモノを捨てることに罪悪感を感じるようになり、友人たちを訪ねてモノを返し始める。その中に元カレのエムから預かったままのカメラもあった。
「ハッピー・オールド・イヤー」の解説
「断捨離」は今や世界的なブーム、いや問題だ。放っておけば、どんどんモノが増えてしまう現代。常に何かを捨て続けなければ、数年で部屋はモノで溢れかえる。しかし、モノがなかなか捨てられないのには訳がある。劇中、“こんまりメソッド”も紹介されるが、モノは自分の歴史であるだけでなく人との関係の記録でもあるからだ。主人公ジーンは初めにモノを捨てれば過去を清算できると考えるが、途中で「自分が忘れても人は忘れない」ということに気づく。最初はややドライに感じさせるジーンだが、ミニマルにする理由が次第に分かり、共感を呼んでいく。主人公ジーンを演じるのは『バッド・ジーニアス危険な天才たち』で天才女子高生リンを演じたチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。次々とタイの美男美女が出てくるのも見どころ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2020年12月11日 |
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キャスト |
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン サニー・スワンメーターノン サリカー・サートシンスパー ティラワット・ゴーサワン アパシリ・チャンタラッサミー |
配給 | ザジフィルムズ、マクザム |
制作国 | タイ(2019) |
上映時間 | 113分 |
公式サイト | http://www.zaziefilms.com/happyoldyear/ |
(c)2019 GDH 559 Co., Ltd.
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ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。
P.N.「ige」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2020-12-14
期待してたけど残念だった感じ。
共感する所とそうではない部分の差が有り過ぎて満足度はそれほどでも無かった印象。
タイ映画。断捨離系。
スウェーデンでシンプルなミニマルのライフスタイルを学んだ主役のジーンがタイの実家にそれを取り入れようとするストーリー。
実家は物に溢れていて断捨離を決行。
煌めかない物は捨てていく中。
人に借りたものは捨てることが出来ず、借り主に返して行く展開。
そんな中、断捨離と人間関係をダブらせた脚本だと気が付いてからは、なかなか面白かった。
人間関係も断捨離と同じ。
煌めかない人とは疎遠になるし。
一方的に謝って自己解決。
相手の事なんて関係無し。
そんな感じのあるある感が胸に刺さる感じ。
大切な思い出は自分にしか解らない所が悩ましい。
予想外に良かったのが作品で流れる音楽。
スローの楽曲が全て心地よかった。
朝イチの観賞だったら心地よい音楽に眠ってしまったかもしれません(笑)
タイは燃えるゴミも燃えないゴミも分別しないで捨てられるのは便利そう( ´∀`)