お家に帰りたい 作品情報

おうちにかえりたい

アメリカの人気漫画家ジョーイ(アドルフ・グリーン)は国際コミック・アート展に出席するため、恋人リーナ(リンダ・ラヴィン)とパリにやって来た。2年前パリに留学したきりの、別れた妻との娘エルシー(ローラ・ベンソン)に会うのが本当の目的だ。外国嫌いのジョーイは到着するなり文句ばかり。「家に帰りたい」と繰り返す。アート展で、ジョーイはアメリカン・カルチャーに詳しいフランス人教授ゴーティエ(ジェラール・ドパルデュー)と知り合い、彼の母イザベル(ミシュリーヌ・プレール)の田舎の屋敷に招かれた。ゴーティエに憧れるエルシーもふたりの後を追う。屋敷にはほかの客も大勢いて、複雑な人間関係が展開。うんざりしたジョーイは村に逃げ出し、村人と漫画で会話するうち、そこが好きになってきた。イザベルにも気を引かれた彼は、しばらく滞在することにした。仲の悪かったエルシーとリーナは仲良くアメリカに帰っていくのだった。

「お家に帰りたい」の解説

アラン・レネ監督のカルチャー・ギャップ・コメディ。脚本がアメリカの漫画家で「愛の狩人」の脚本家でもあるジュールス・ファイファー、俳優陣の大部分がブロードウェイ勢という、どこかアメリカが匂うコメディの中に、レネ監督は自分捜しのテーマを潜ませている。89年ヴェネチア国際映画祭脚本賞受賞。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1991年7月20日
キャスト 監督アラン・レネ
出演アドルフ・グリーン リンダ・ラヴィン ローラ・ベンソン ジェラール・ドパルデュー ミシュリーヌ・プレール
配給 シネマ・ドゥ・シネマ
制作国 フランス(1989)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「お家に帰りたい」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:56

広告を非表示にするには