シネマ歌舞伎 鷺娘 作品情報

しねまかぶきさぎむすめ

しんしんと雪の降る水辺の柳の下に、蛇の目傘を差した白無垢の娘がひとり佇んでいる。娘と見えたのは、実は白鷺の精(坂東玉三郎)。やがて、鷺の精は美しい町娘に転じ、その恋心を様々に見せていく。だが、その想いは叶うことなく、再び鷺の姿となった娘は地獄の責め苦に苛まれ、いつしか倒れ伏してしまうのであった。

「シネマ歌舞伎 鷺娘」の解説

2005年、”歌舞伎座“で上演された歌舞伎俳優・坂東玉三郎の2編の演目『日高川入相花王』と『鷺娘』を、ハイヴィジョン・カメラで撮影した舞台映画。主演は「天守物語」の坂東玉三郎。尚、本作は、歌舞伎の楽しさや素晴らしさをより多くの人たちに伝えようと企画された、”シネマ歌舞伎“の第2作として製作・公開された。恋に迷う娘の苦しみを鷺の精に託して描いた長唄で、玉三郎生涯の傑作と評された歌舞伎舞踊。2005年10月収録。2019年6月21日よりサウンドリマスター版が公開。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年4月15日
キャスト 出演坂東玉三郎 坂東守若 坂東玉雪 杵屋直吉 日吉小間蔵 芳村伊四太郎 杵屋利光 松永忠次郎 杵屋勝国 杵屋裕光 杵屋勝松 杵屋清治郎 今藤美治郎 福原友裕 田中傳九郎 田中源太郎 田中傳左衛門 田中傳八郎 田中長十郎
配給 松竹
制作国 日本(2006)
上映時間 61分
公式サイト https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/02/

予告編動画

※音声が流れます。音量にご注意ください。
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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「シルエット」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-02

あまりの素晴らしさに、ただただ感動しました!!
こんなに素晴らしい踊りを、シネマ歌舞伎ならではの近距離で、指の先から足の先まで、じっくり観られた事に、感動です。

生の歌舞伎の舞台やシネマ歌舞伎もいくつか観ましたが、感動で涙が出たのは、初めてです。

特に、「鷺娘」の舞踊の美しさは、目に焼き付いて離れません。

最終更新日:2023-07-14 02:00:08

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