ぼくの好きな先生(2018) 作品情報

ぼくのすきなせんせい

画家の瀬島匠は山形にある東北芸術工科大学で学生を指導しつつ、日本中を駆け巡って創作活動を続けている。眠っている時間以外は常に何かを作り、ラジコンを飛ばし、絶え間なく言葉を発し、30年間“RUNNER”という同じタイトルで絵を描き続けている。極端に短い睡眠時間で、10代のころに35歳で死ぬと思い込み、逆算して人生を過ごしてきた。しかし、50歳を過ぎた現在も生き続け、もう余生だと言いつつ、あり余るエネルギーを撒き散らしながら全力で今を生きている。自由奔放に人生を謳歌している破天荒で幸せな人と周囲からは見られているが、光あるところには影があるように、生まれ故郷の広島県尾道市因島でのある宿命を背負って生き続けていることが明かされる。そこには秘められた家族の物語があった……。

「ぼくの好きな先生(2018)」の解説

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲が自らカメラを手に撮影した画家・瀬島匠のドキュメンタリー。大学で学生を指導しつつ、日本中を駆け巡って創作活動をしている瀬島。自由奔放に人生を謳歌しているように見えるが、ある宿命を背負っていた。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年3月23日
キャスト 監督前田哲
出演瀬島匠
配給 アラキ・アートオフィス
制作国 日本(2018)
上映時間 85分
公式サイト http://www.sukinasensei.com/

(C)2019. Tetsu Maeda

予告編動画

※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、6件の投稿があります。

P.N.「たか」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-04-08

この先生は美しい絵の描き方は教えられない。そして教え子の絵にも気の利いた言葉も言えない。だけど人生の、画家としての人生を教えることができる。無骨で言葉も少ない一人の画家が、アーティストが作品をつくる意味を、瀬島匠の人生を通じて我々に語りかける作品です。美術を学ぶ1年生から芸術の好きなすべての人に届けたいそんな映画になります。

最終更新日:2022-07-26 11:03:20

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