母子像 作品情報

ぼしぞう

久生十蘭の同名の原作を映画化

昭和二十六年の或る朝、米軍基地で自殺を計った少年が厚木警察に保護された。彼は吉村婦警の質問にも答えず、佐藤刑事の訊問で、やっとサイパン生れの和泉太郎と答えた。太郎は刑事の拳銃を奪って自殺を計り、重傷を負った。病院に収容された彼は、うわごとのように「ママ、ママ」とくり返した。太平洋戦争も末期のサイパン島。米軍の上陸をきいた太郎と母ユキ子は、隣の娘矢田信子と岬へ逃げた。洞穴に潜んだユキ子は、日本軍敗北の報を聞き自決する人々を見て自分も死のうとして太郎の首にスカーフを巻きつけた。

「母子像」の解説

第二回世界短篇コンクールで一等を獲得した久生十蘭の同名の原作を「愛」の植草圭之助が脚色、「「石狩川」より 大地の侍」の佐伯清が監督した文芸篇。戦争という運命に流されながらも滅びぬ母と子の美しい愛を描くヒューマンな物語。撮影は「龍巻三四郎」の藤井静。主な出演者は「夕やけ雲」の山田五十鈴、「天国はどこだ」の木村功、「頑張れゴンさん」の三条美紀、星美智子、「げんこつ社員」の三笠博子、「雪崩(1956)」の中原ひとみ、「若さま侍捕物帳 地獄の皿屋敷 べらんめえ活人剣」の山手弘など。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督佐伯清
出演山田五十鈴 日吉としやす 山手弘 三笠博子
制作国 日本(1956)

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最終更新日:2018-10-10 00:02:38

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