華氏 119 作品情報

かしいちいちきゅう

大統領選さなかの2016年7月、マイケル・ムーアは『大統領選でトランプが勝利する5つの理由』というエッセイを書き、変人扱いを受けながらもその予測を的中させた。彼がトランプ大統領を取材するうちに、「トランプは‘悪の天才’。感心するほどの狡猾さでトランプを笑っている私たちでさえ彼の術中にはめられている」という驚愕の事実が分かってきた。どんなスキャンダルが起こっても大統領の座から降りなくて済むように、アメリカの国民はもちろん、ジャーナリストやメディア、憲法や司法システム、さらには他国の政治や国民すら利用して仕組んでいるというのだ。ムーアはすべてに歯止めをかけようと、本作でトランプ・ファミリーが崩壊必至のネタを大暴露し、トランプを当選させたアメリカ社会に鋭く切り込みを入れ、この暗黒時代をどう抜け出すかを示す。

「華氏 119」の解説

アポなし突撃取材でアメリカ社会に一石を投じ続けるマイケル・ムーアがトランプ大統領に切り込んだドキュメンタリー。大統領選のさなかにトランプ当選の予測を的中させたムーアがトランプの驚愕の事実を明らかにし、この暗黒時代をどう抜け出すかを披露する。第43回トロント国際映画祭ドキュメンタリー部門オープニング作品、第31回東京国際映画祭正式出品作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2018年11月2日
キャスト 監督マイケル・ムーア
出演ドナルド・トランプ マイケル・ムーア
配給 ギャガ
制作国 アメリカ(2018)
上映時間 128分

(C)2018 Midwestern Films LLC 2018 (C)Paul Morigi / gettyimages

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ユーザーレビュー

総合評価:4.8点★★★★☆、5件の投稿があります。

P.N.「ララバイ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-01-02

巷の意見はいろいろあるが、普通に感動した。人々の本気さや、生徒たちの純粋なスピーチに。
政治的うんぬんとかよりも、そういう「絵」と「言葉」が残されてるのが大事だし、同時代に生きてるのにアメリカの教師ストライキとか知らなかった。
この映画をトランプがどうのこうのというレベルで捉えても意味がない。トランプを大統領としてしまう国の問題だと、ムーアもそこに焦点をあてている。
いい映画。日本人にもこういうのを撮って欲しい。

最終更新日:2022-07-26 11:03:21

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