憲法を武器として ~恵庭事件 50年目の真実~ 作品情報

けんぽうをぶきとしてえにわじけんごじゅうねんめのしんじつ

それは通信線切断からはじまった

昭和37(1962)年12月、北海道恵庭の陸上自衛隊・島松演習場で通信線が切断された。
この「恵庭事件」は、演習場近くで酪農を営む野崎牧場の兄弟が、長年にわたる戦闘機や大砲の騒音被害により、牛の乳量が落ち、家族の健康も損なわれた。何度抗議しても聞き流され、改善の約束も反故にされてきたことによる、やむにやまれぬ実力行使だったが、国(検察)は自衛隊法121条「防衛の用に供する物」で起訴。自衛隊の公然化を国民に突き付けた。「恵庭裁判」は札幌地方裁判所で3年半、計40回の公判が開かれた。被告と弁護団は自衛隊と自衛隊法は憲法第九条に違反すると主張。裁判所は1967年3月29日判決(辻三雄裁判長)「被告は無罪」としたが、自衛隊の憲法判断は回避。札幌地検は控訴せず、判決は一審で確定した。憲法判断を回避した「肩すかし判決」から50年を経て、「自衛隊と日本国憲法」を今こそ問う意欲作。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督稲塚秀孝
語り仲代達矢
制作国 日本(2017)
公式サイト http://eniwahanketsu50.com/

ユーザーレビュー

総合評価:4.92点★★★★☆、16件の投稿があります。

P.N.「ホームにて」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-07-01

光陰矢の如し。時代は列車の様に、たゆまなく、走る。恵庭判決の時代の頃の、車窓から見える風景と、今、車窓から見える風景は、全く違う。憲法を武器にして、列車から見える風景の違いを、考慮する事も、肝要かと思う。平和であるためには、何をしなければならないか、多面的に考えることも、必要です。

最終更新日:2021-10-18 16:00:05

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