50年後のボクたちは 作品情報

ごじゅうねんごのぼくたちは

ドイツ。14歳のマイク(トリスタン・ゲーベル)は、クラスのはみ出し者。授業でアル中の母親(アニャ・シュナイダー)についての作文を読めば、“変人”と笑われ、先生からは大目玉。同級生のタチアナに片思いしながらも、臆病で話しかける事すらできないが、3週間後の彼女の誕生パーティーに向けてこっそり似顔絵を描いていた。そんなある日、クラスに転校生がやって来る。“チチャチョフ”という聞きなれない名前の転校生(アナンド・バトビレグ・チョローンバータル)は、遠いロシアからやって来たらしい。目つきが悪く、変な髪型で二日酔い。奇妙な転校生は“チック”と呼ばれ、その噂はたちまち学校中に広まる。やがて訪れた終業式。タチアナの誕生パーティーの招待状は、マイクとチックにだけ届かなかった。似顔絵を破り捨て、部屋で1人、涙を流すマイク。そして始まったマイクの夏休み。母親は断酒のための病院に入院。浮気中の父親(ウーヴェ・ボーム)は200ユーロを置いて、愛人と旅行に出かけて行った。そこへチックが、オンボロのディーゼル車に乗って現れる。どうやら盗んできたらしい。ドライブに誘われ、渋々車に乗り込むマイク。2人はタチアナの誕生パーティー会場を訪れると、渡せずじまいだったプレゼントを渡して去っていく。こうして、スマホも投げ捨て、青いオンボロ車でひたすら南を目指して旅に出た2人。目指すは、チックの祖父が暮らすという未開の地“ワラキア”。警察に追われ、奇妙な出会いを繰り返しながら続く2人の旅の行方に待つものは……?

「50年後のボクたちは」の解説

26カ国で出版されるベストセラー小説『14歳、ぼくらの疾走』を、「消えた声が、その名を呼ぶ」のファティ・アキンが映画化。家庭環境に恵まれず、クラスからもはみ出した14歳のマイクは夏休み、奇妙な転校生チックに誘われ、盗んだ車で旅に出るが……。出演は「西という希望の地」のトリスタン・ゲーベル、オーディションを経て本作でスクリーンデビューを飾ったアナンド・バトビレグ・チョローンバータル。

26カ国で出版されるベストセラー小説『14歳、ぼくらの疾走』を、「消えた声が、その名を呼ぶ」のファティ・アキンが映画化。家庭環境に恵まれず、クラスからもはみ出した14歳のマイクは夏休み、奇妙な転校生チックに誘われ、盗んだ車で旅に出るが……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年9月16日
キャスト 監督ファティ・アキン
原作ヴォルフガング・ヘルンドルフ
出演トリスタン・ゲーベル アナンド・バトビレグ・チョローンバータル メルセデス・ミュラー アニャ・シュナイダー ウーヴェ・ボーム ウド・ザメル クラウディア・ガイスラー=バーディング アレクサンダー・シェアー マーク・ホーゼマン フリデリーケ・ケンプター
配給 ビターズ・エンド
制作国 ドイツ(2016)
年齢制限 PG-12
上映時間 93分

(C)2016 Lago Film GmbH. Studiocanal Film GmbH

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ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-12-26

名匠監督ファテイ・ファキン節実に粋なラストシーンに魅了されたんだ

最終更新日:2022-07-26 11:03:22

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