ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~ 作品情報
じょんらーべなんきんのしんどらー
南京事件を描いた話題作
日中戦争が始まって間もない1937年12月。日本軍は中華民国の首都南京へ侵攻し陥落させた。蒋介石たちは首都機能を重慶に移したが、南京には数十万の市民と中国兵士、そして十数人の欧米人が残っていた。欧米人たちは南京安全区国際委員会を設立、その委員長に選ばれたのがシーメンス南京支社長のジョン・ラーベだった。ラーベと国際委員会メンバーは市民保護のための人道的活動を開始するが…。
「ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~」の解説
日中戦争下、日本軍の攻撃で陥落した南京を舞台に、数少ない残留外国人で結成した南京安全区国際委員会の委員長となったジョン・ラーベの人道的活動を描くドラマ。ドイツ映画賞で主演男優賞・作品賞・美術賞・衣装賞を受賞、バイエルン映画賞では最優秀男優賞・最優秀作品賞を受賞した傑作。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督・脚本:フロリアン・ガレンベルガー
出演:ウルリッヒ・トゥクール ダニエル・ブリュール スティーヴ・ブシェミ アンヌ・コンシニ 香川照之 杉本哲太 柄本明 ARATA |
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制作国 | ドイツ=フランス=中国(2009) |
上映時間 | 134分 |
公式サイト | http://johnrabe.jp/ |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-06-01
韓国の映画「タクシー運転手~約束は海を越えて」の光州事件でのドイツ人の記者の奮闘振りを観ている内に、かつて南京事件で人権問題で活躍したジョン・ラーベ氏を描いた本編を見たくなった…。映画「南京1937」等、過去と真摯と向き合う事で未来が切り拓かれるから。「戦場のピアニスト」や「シンドラーのリスト」然りー。